「学研教室」新CM発表会が行われ、新イメージキャラクターの千葉雄大が登壇した。
新CM「勉強くん」篇では、勉強という概念を実体化した“勉強くん”を千葉が演じ、幼児や小中学生の子供と親御さんに向け、「お子さんは僕(勉強)のこと、好き?嫌い?」と真っすぐ問いかけるストーリーになっている。
千葉は「CMを見て勉強に興味を持っていただけたらうれしいですね。勉強を擬人化したキャラクターだったので、2次元性もあったり、照明もふわっとしていて、世界観が面白いなと思いました」と。
また、演じた“勉強くん”については「監督から、いろんな表情の演出をいただいたので、泣きそうな感じだったり、コミカルだったり、バリエーション豊富にやらせていただきました。個人的には、(いろんな表情を)10倍くらいやったかもしれないです」と笑顔を見せた。
また「CMの流れとして、お子さんに問いかけた時に、好きと言っていただけるようにというのは意識しましたね。あと、お金を出すのは親御さんなので、お母さんの心にも刺さるようにっていう裏設定もありますが(笑)。勉強が好きと言っていただけたら、勉強くん冥利につきますね」と語った。
CMでは小学生との共演も。「すごくかわいくて。いつもニコニコしていたので、すごく口角が上がる感じでした。抱っこして回るところでは、監督から草原で“あはは~”みたいなイメージと言われたので、2人で頑張りました」と裏話も披露。
自身の子供時代については「小学生の時とかは児童会長に立候補するような子供でしたね。振り返ってみると、なんで立候補したのか分からなかったんですけど(苦笑)。目立ちたがり屋だったんですかね? 積極的だったのかもしれないですね」と。
また、得意だったこと、苦手だったことについて聞かれると、得意だったことでは「硬筆」を挙げ、「硬筆の授業で1回だけ賞をもらった記憶があります。授業中、先生が描いたものをノート作りとか好きでしたね。ただノートを貸してと言われた記憶がないので、人望がなかったのかもしれないですね(苦笑)。先生のひと口コメントとかをメモしていました」と。そして、苦手だったことでは「お泊まり会で寝れなくて、送ってもらったことがありましたね」と振り返った。
会見の中盤には、子供たちにメッセージを送るひと幕も。「今、大人になって振り返ってみて、学生時代こんなことやっておけばよかったことは?」という問いに“習い事等継続”とし、「ピアノや水泳などをやっていたんですけど、ピアノももう少し続けていたら、そういう役が来た時にもっと広がったのにと考えたことはある。続けたら悪いことはないよって言いたいです」と語った。
現在挑戦したいことについて問われると「『宿題があの時は嫌だったけど懐かしい』という話を見た、ファンクラブ会員の中の学校の先生が宿題を出してくれて、この夏やったんですよ。それが楽しかったので、学研教室の教材も頂いて、それに挑戦して100点目指して頑張っていきたいなと思います。あれだけ嫌だったのに、恋しくなっちゃって」としみじみ語った。
今後勉強したいことについて問われると「臨床心理士に興味があるので、心理学だったりを勉強してみたいですし、エジプトが好きなので、ヒエログリフを勉強したいですね」と。
勉強のモチベーションについては「子供のころは、ここまでやれたらこれ(おやつ)を食べるとか、これやったらテレビを見るとか、わりとこまめに入れていましたね。それは大人になってもずっと撮影が続いたら、次の休みはお昼からお酒を飲もうとか、ちょっとしたご褒美をにんじんとしてぶらさげておくっていうのは、僕の性に合っているのでおすすめですね」とコツを明かした。
最後に千葉は「このCMを通してもそうですけど、(勉強が)苦手な子もいらっしゃると思うんですけど、楽しくなるようなきっかけになれたらいいなと。ぜひ学研教室で勉強を好きになってほしいなと思います」とPRした。