今泉佑唯が主演を務める舞台「修羅雪姫」が、11月19日(金)より上演されることが決定した。
原作は、1972年に週刊プレイボーイで連載を開始した、小池一夫原作、上村一夫作画の同名漫画。梶芽衣子主演で1973年に映画化され、続編も大ヒットした。ハリウッドのクエンティン・タランティーノ監督に強烈な影響を与え、傑作「キル・ビル」が出来上がったという逸話も知られている名作だ。
アクションスリラーと呼ばれる特殊な分野で数々の伝説を残している「修羅雪姫」が、50年の時を超えて舞台版で現代に復活。構成演出を手掛けるのは、日本エンターテイメント演劇の巨匠、岡村俊一。脚本は北区つかこうへい劇団出身で、俳優からナレーターまで幅広い活動を続ける久保田創が担当する。
主人公の修羅雪姫を演じるのは、昨年10月の活動休止以来、約1年ぶりの女優復帰となる今泉佑唯。高橋龍輝、細貝圭、松村龍之介らが脇を固め、今泉の復帰を支える。また、強烈な助っ人として、AKB48から大西桃香、ラストアイドルから安田愛里が出演する。
<「修羅雪姫」あらすじ>
日清日露戦争を前に、軍事国家へと傾き始めた明治時代後期の日本。徴兵のために村に訪れる魔物という汚名を着せられ、家族を殺され、夫を死に追いやられ、自らもおとしめられ悲惨な目にあった小夜は、復讐相手の一人をどうにかしとめるが、捕らえられ獄中に入る。小夜は獄中で身ごもっていた子供を産み、雪の降る夜に産まれた女の子に“雪”と名づけて命尽きる。やがて雪は剣豪でもあった道海和尚の元で厳しい修行を積み、自分を産んでくれた母に代わって復讐の旅を続けることを決意する。
復讐の相手を見つけ出す度に、政府の恐ろしい陰謀が見え隠れし始める。そしていくつもの命を奪う中で次々と現れてくる残酷な真実…雪はそれでも戦い続ける。
公演情報
「修羅雪姫」
2021年11月19日(金)~21日(日)CBGK シブゲキ!!
原作:小池一夫・上村一夫
構成演出:岡村俊一
脚本:久保田創
出演:今泉佑唯/高橋龍輝、細貝圭、松村龍之介/大西桃香(AKB48)、安田愛里(ラストアイドル)/久保田創、濱田和馬、大串有希、近藤雄介/河本祐貴、松本有樹純/吉田智則