下野紘、梶裕貴、悠木碧が声優を務めるブルボン「濃厚チョコブラウニー」のオーディオ小説第2弾「no doubt+1(ノーダウトプラスイチ)」が、10月12日(火)よりブルボン公式YouTubeチャンネルで配信。この小説を基にしたテレビCMも放映される。
4月より公開され話題となった「no doubt」は、人気作家・住野よるが書き下ろしたオリジナル企業タイアップ小説。全5話の合計視聴回数は約30万回を記録した。続編となる本作では「小説やお菓子を含め、生きることに直接は必要なさそうなものが、心に余白を作り人を豊かにする」をテーマに、濃厚チョコブラウニーと青春の一部を共に過ごしたイマイとイガラシの関係性を、大学生になったイマイの彼女であるコバヤシ視点から、高校時代の回想も交えながら描いていく。
登場人物たちの声は、声優ファンの間で人気の高い下野(イマイ役)、梶(イガラシ役)に加え、新キャラクター・コバヤシ役を悠木が演じる。キャラクターデザインは、今回もSNSで大人気のイラストレーター・いつかが担当する。
また、マカロニえんぴつが本作のために書き下ろしたテーマソング「トマソン」が、テレビCM放映と同じく10月12日(火)に楽曲配信、10月19日(火)にミュージックビデオがプレミア公開される。 MVは「no doubt」とコラボした内容になっており、作品の主要キャラクター、イマイとイガラシも登場する。
ブルボン公式YouTubeチャンネルで公開されているメイキングでは、天の声としてコバヤシを演じる悠木が、下野と梶にインタビューをする様子を見ることができる。
◆第2弾となる今回の作品への、意気込みや感想を教えてください。
下野:まさかイマイとイガラシに、さらに続きがあるということに、びっくりしました!
梶:小説を読んで…時間がたっても、2人らしい距離感が維持されている雰囲気がすてきだなと思いましたね。
◆学生時代から今も変わらないなと思うことはありますか?
梶:学生時代と聞いて、僕はパッと部活動をやっていた時のことを思い出しました。練習中や稽古中に食べたお弁当が頭に浮かんできて。おかずの選択肢があったら、いまだにチキン南蛮を選びがちだなって思いました(笑)。 ずっと好きですね。
下野:俺も高校時代、友達の家の近くにある弁当屋で、すごい種類の弁当があるんだけど、絶対に唐揚げしか俺食ってなかったもんね、やっぱりね。
梶:やっぱり! 狙って振ったかいある回答をありがとうございます(笑)。
◆濃厚チョコブラウニーにちなんで、最近あった濃厚な1日を教えてください。
梶:仕事の面で言うとアフレコ以外のこと…映像でのお芝居とか舞台とか歌とか、普段とはちょっと違うことをやると、すごく1日が長く感じられますね。家に帰って、濃かったー! って思います。
下野:ちょっと分かる。アフレコやナレーションをボンボンボンと連続でやった日はすごいしゃべったなと思う。本当にずっとしゃべって、今日1日疲れたなぁ、すげえ頑張ったなぁ俺って思った後に、家帰って、ビールを飲むっていうのが…。
梶:あと、もちろん濃厚チョコブラウニーもね!
◆作品をご覧になる皆さまへのメッセージをお願いします。
梶:この作品をまた読める、皆さんに触れていただけるというのが、何よりうれしかったです。前回演じてみて…イガラシという男の子はつかみどころがなく、そのミステリアスさが面白いキャラクターだなと感じていました。 なので今回、彼が大学生になって、これから社会へというタイミングを描いた時にどういう変化をしているのか、そのあたりはすごく考えながら演じました。楽しかったです。
下野:イマイとイガラシっておそらく連絡を全然とっていないのだけれど、なにかどこかでつながっていて。いつかもっともっと成長した2人はどのような大人になって、そしてどのような話をするのかな、と今回の話でさらに期待感が湧く物語だったかなあと思います。
下野紘(イマイ役)コメント
「イマイ」と「イガラシ」の話の続きができると思っていなかったので、またやれるんだという喜びとともに、「イマイ」と「イガラシ」って連絡を全然とっていないのだけれど、成長してもなにかどこかでつながっているというのを今回の話で感じることができ、次回もあるのかななんて期待を既に僕自身してしまいます。ぜひともたくさんの方に、彼らが果たしてどんなストーリーを紡いでいるのか聞いてもらえるとありがたいです。
梶裕貴(イガラシ役)コメント
この作品を再び読むことができ、そして、皆さんに触れていただけることがとてもうれしいです。高校時代の「イガラシ」は、なかなかつかみどころがなく不思議な空気をまとった男の子でした。そんな彼が大学生になって、そしてこれから社会人へ…というタイミングで、どのような変化を迎えているのか、自分の中でたくさん考えて演じました。難しくもあり、とても楽しかったです。時を経て少し大人になった彼らと、それに伴う関係性の変化を、リアリティをもって感じていただけたらなと思っています。
悠木碧(コバヤシ役)コメント
住野先生の作品の食べ物と日常の描写が本当にほんっとうに大好きで、食べ物と日常の描写が本当に素敵で、役と一緒に、コバヤシの過去を懐かしく感じるとともに、口の中がおいしくなっちゃいました(笑)。イマイとイガラシに2人だけの名前がつけられない関係があるように、イマイとコバヤシ、イガラシとコバヤシも、それぞれの名前がつけられない関係があって、それが人との関わりの醍醐味なんだよなぁと染み入るお話でした。ぜひ! 濃厚チョコブラウニーと一緒にお楽しみください!
住野よる(原作)コメント
この度、濃厚チョコブラウニーのCM原作小説「no doubt」の続編を書かせていただきました! せっかくのもう一回ということで、今回は出演されている悠木さん、梶さん、下野さんのお声や、いつかさんのイラスト、マカロニえんぴつの皆さんが演奏される「トマソン」をおおいに意識して話や台詞を作りました。大学生になったコバヤシたちの日々が、触れてくださった方の良い余白になることを祈ります。そして、たくさんの人のおいしい笑顔の真ん中にあるだろう濃厚チョコブラウニーにこの物語で少しでも華を添えることができていたらうれしいです。
いつか(キャラクターデザイン)コメント
前回の「no doubt」の続き、第2弾「no doubt+1」制作のお話をいただきとても楽しみにしていました!イマイ君の大学生姿を描けるとは思っていなかったのでうれしいです。高校生から大学生になり就職活動を終えて、少し大人びて落ち着いた雰囲気になっているイマイ君をイメージして描かせていただきました。コバヤシさんは前回、イラストでは登場していなかったので、楽しくのびのびと描かせていただきました。
マカロニえんぴつ コメント
「トマソン」という楽曲は、遊び心やウィットに富んだものになっています! MVにはすてきなアニメーションもついていて、いろんな化学反応が起きてそうです。よければ皆さん、繰り返し見て楽しんでください。
◆今回の小説を読んだ感想などお聞かせいただけますでしょうか?
はっとり:小説を読ませていただいて、それにインスピレーションを受けて歌詞を書きました。学生時代、なんか親友ってすごいうそくさいけどさ、それに似たようなやつっていたじゃないですか、お前親友だぜって口で伝えるのは恥ずかしい距離間の、親友だとも言えないという関係のやつ。そんなリアルな友情が小説で描かれていたので、歌に僕も投影したくなりました。 「トマソン」というタイトルで賢也が今回曲を作ったんですが、俺はもう「トマソン」をなんかこう、友達にしてしまおう、大事な時に、なんか、ヒントになる一言をくれる、心を軽くしてくれる、気が利く友達みたいな。そんなふうに曲作りに反映させていただきました。すてきな小説でした。
◆ CMタイアップ楽曲「トマソン」の、濃いこだわりを教えてください。
はっとり:やっぱり、濃厚チョコブラウニーの後を引くおいしさのように、この曲を聴いた後に、なんかこう、後に引きたいじゃないですか! なので、仕掛けをいろいろふんだんに作りました。途中でレゲエ調になったり。ピアノの音色もこだわったり。
長谷川大喜:いつも普通のピアノを使うことが多いんですけど、今回ホンキートンクピアノっていう普通のピアノとは違った、ちょっと不器用なピアノみたいな感じの音色をあえて今回は選びましたね。
はっとり:拍子抜け具合がピアノで出てるから。
長谷川:ね、いい感じでね。
◆コラボMVは、水彩アニメーションが印象的な仕上がりですが、普段絵を描かれることはありますか? 学生時代の美術の成績はいかがでしたか?
長谷川:いやほんとに、今結構ファンクラブのかるた企画で描かせていただいてるんですけど、どんなに時間かけても…。ぜひファンクラブ入ってチェックしてほしいんですけど(笑)
はっとり:わー、宣伝しやがった! 俺は正直うまいです(笑)。俺は漫画家になりたかったくらい。絵はね、美術部入ってたし。うん、ずーっと小さい時から絵を描くのが好きだったね。彼(高野賢也)なんかアニメ好きが高じてアニメーション自分でたまに作ったりするよね。
高野賢也:アニメをずーっと見てると、中割枚数、あの、かくかくしないようにスムーズに動くアニメーションを何枚描いてるかっていうのとかが自分で描いていくうちに分かっていって好きになっていった。
はっとり:器用だよね、すごく。よっちゃんも絵描くしね。
田辺由明:でも僕は美術の成績はめちゃくちゃ悪かった。
はっとり:あ、悪かった? それは授業中に、授業妨害してたんじゃないの?
田辺:そうかもしれない(笑)。
◆濃厚チョコブラウニーにちなんで、最近過ごした濃厚な1日はどんな日ですか?
はっとり:ツアーです!
田辺:ツアーですね、間違いない。
はっとり:1日がたっぷりに感じられますね。ツアーのおかげで、楽しく濃厚な日々を過ごしています!
◆濃厚チョコブラウニーはどんな時に食べたいですか? おすすめの食べ方はありますか?
高野:制作? レコーディング?
はっとり:そうだね、レコーディングの時はひたすらお菓子をつまんでますから。僕は集中すると、糖分を欲してくるから!
長谷川:そうですよ!
はっとり:だから、レコーディングの合間に食べたいですね。
◆心の中に濃く残っている、学生時代の甘い恋のエピソードを教えてください。
はっとり:こういうの意外とさ、賢也の聞いたことなくない? 学生時代、恋はしてた?
高野:恋はしてたねえ、先輩に。高校時代。
はっとり:在学中は告白しなかったの?
高野:部活が恋愛禁止だったから…。
はっとり:部活の先輩が好きだったの? 先輩と話したことで覚えてることとかないの?
高野:もうやっぱ、最後の演奏会で気持ちを伝えたかったけど伝えられなかったこと…。
長谷川:あ~切ない…。
田辺:あまずっぺえ!
◆学生時代から今も変わらないなあと思うことはありますか?
はっとり:そりゃまあ、メンバーとは同じ大学で出会ったから、ほんと変わってないかな。周りが就職してさ、結婚していく友達ばっかりになっていくけど。
高野・長谷川・田辺:そうそうそう。
はっとり:学生気分でへらへら遊んでんなっていうか、身の危険を感じるというか。でもいったんもう過ぎた! こうなれば若くいてやろうっていう(笑)、逆にもう、子供でいてやろうっていう。振り切って割り切ってやってます!
オーディオ小説『no doubt+1』第1話
https://youtu.be/5V_zL4walh4
TVCM『no doubt+1』
https://youtu.be/L80Exnin-xw
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