11月28日(日)前11・50からTBS系列で完全生中継される東京エレクトロンスポーツスペシャル『クイーンズ駅伝2021~第41回全日本実業団女子駅伝』で、日比麻音子TBSアナウンサーが中継所での実況に初挑戦する。
女子駅伝日本一を決める本大会では、シード8チームと10月に行われた『プリンセス駅伝2021』を勝ち抜いた20チームの計28チームが駅伝女王の称号を懸けて激突する。日本三景のひとつである宮城県松島町の松島町文化観光交流館前をスタートし、塩竈市、多賀城市など風光明媚なコースを巡り、フィニッシュ地点の仙台市街地を目指してタスキをつなぐ。
今回の『クイーンズ駅伝』で中継所での実況に初挑戦する日比アナは、バラエティ番組や情報番組で活躍中で、駅伝ではこれまでリポーターとして現場を経験している。今回の中継所実況は本人の強い希望で実現した。
先日実況の練習会が行われ、『クイーンズ駅伝』のセンター実況を担当する佐藤文康TBSアナウンサーに日比が猛特訓の成果を披露。練習開始から1週間とは思えない実力を発揮し、佐藤アナとスタッフを驚かせたが、日比アナは「まだまだです」と、さらなるレベルアップを目指しているようだ。
練習会を終えた日比アナは「実況を聞くのと自分が実況をするのは大違いで、あらためて実況が難しいと感じています。その中でも特に難しいのが、ユニフォームを見て瞬発的に正しく企業名を言うこと。また選手の走りを邪魔しないように伝えることも難しいと感じています。今『クイーンズ駅伝』が脳内に占めるパーセンテージは圧倒的に高いです。覚えてアウトプットするまで200%に染みつけることを目標に日々練習です(笑)。入社して5年たちましたが初めての実況は最大の壁で、新たな課題にぶち当たっている感じですごく気持ちが高まっていますし、任せていただける責任を強く感じています。そして何よりも選手の皆さん、大会関係者の皆さんに良かったと言ってもらえるような完成形を目指したいと思っています」と、当日に向けて意気込みを述べた。
実況の教官を務めた佐藤アナは「日比アナウンサーの勘の良さには驚かされています。また、練習に物凄くたくさんの資料を作って来るだけでなく、先輩の実況を文字に起こして臨む努力家です。そういう志が今の彼女を支えていると思いますし、その姿勢は本番でもきっと良い結果につながると思っています。実況は今まで顔を出して伝えてきたこととはまったく別方向の仕事だと思いますが、日比アナウンサー唯一のもの、独自のものを出してくれたらと思います」と、初挑戦の日比アナにエールを送った。
『クイーンズ駅伝2021~第41回全日本実業団女子駅伝』
TBS系
2021年11月28日(日)前11.50~後2・54(生中継)
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