A.B.C-Zの橋本良亮がミュージカル初主演を務める「スワンキング」が、2022年6月より上演されることが決定。橋本からのコメントも到着した。
本作は、バイエルン王国の国王・ルートヴィヒ二世と作曲家・リヒャルト・ワーグナーという“狂王”と“天才”を描いた物語。ルートヴィヒ二世とは、若さと美貌を持ち合わせた国王で、音楽と建築をこよなく愛すあまり破滅的浪費を繰り返し「狂王」の異名で知られた人物だ。いっぽう、リヒャルト・ワーグナーは天才的な作曲家でありながら、借金と女性関係に生涯苦しんだといわれている。
そんなワーグナーの人格を嫌悪しながらも、才能に心酔していたルートヴィヒ二世。2人の愛憎関係からインスピレーションを受け、構想をあたためてきたG2が、本作の脚本、詞、演出を担当する。さらにミュージカル「日本の歴史」や映画「記憶にございません!」「ギャラクシー街道」などを手がける荻野清子が音楽を担当。
作曲家・ワーグナーの才能に心酔する美貌の青年王・ルートヴィヒ二世を演じるのは、近年ドラマや舞台で主演を務め、その活躍ぶりが光るA.B.C-Zの橋本良亮。かつて「『ルードウィヒ・B』〜ベートーヴェン 歓喜のうた〜」で人物は異なるものの同じ役名の役を演じたことがあるそうで「その時は初主演舞台、そして今回はミュージカル初主演と、“ルートヴィヒ”という役名には強い縁を感じています」と明かした。
そしてルートヴィヒ二世から寵愛を受け、オペラに全てを捧げた天才作曲家・ワーグナーは、映像・舞台問わずこれまで数多の作品に出演し、俳優として輝かしい経歴を誇る別所哲也が演じる。
別所は「人間は理想と完璧を追い求める存在。そんな夢想家夢追い人の魂の叫びのようなものを、分かち合えたら最高です。劇場で新たなるミュージカルの誕生の瞬間を目撃に来てください」と呼びかけた。
また、天才ピアニスト・リストの娘であり、ワーグナーの才能に憧れ大胆な行動を起こすコージマを、アイドル卒業後ミュージカルを中心に活躍を続けている梅田彩佳が演じる。
そのほか、リストの弟子でありコージマの夫でもある指揮者・ビューローは渡辺大輔、ルートヴィヒ二世の弟・オットーは関西ジャニーズJr.の今江大地、バイエルン王国の秘書官・ルッツは牧田哲也、ルートヴィヒ二世が敬愛するオーストリア皇妃・エリザベートは夢咲ねねが演じる。主演の橋本のほか、G2、別所からのコメント全文は次ページに掲載。