スーパー戦隊最新作は“桃太郎”がモチーフ!『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』3・6スタート

エンタメ総合
2021年12月22日

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』

スーパー戦隊シリーズの最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)が、2022年3月6日(日)スタートすることが分かった。

本作は『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012~2013年)以来、10年ぶりとなる“ジャー”のつかないスーパー戦隊。番組ロゴやおでこに桃があしらわれた“新レッド”のビジュアルにも表現されている通り、昔話『桃太郎』をモチーフとし、新たなヒーロー・ドンモモタロウ(レッド)が、桃太郎同様に“お供”と一緒に強大な敵に立ち向かっていく姿を描く。

脚本を務めるのは、井上敏樹。『仮面ライダーアギト』(2001~2002年)、『仮面ライダー555』(2003~2004年)、『仮面ライダーキバ』(2008~2009年)といった平成仮面ライダーシリーズのメインライターとして知られる井上が、スーパー戦隊シリーズでメインライターを務めるのは『鳥人戦隊ジェットマン』(1991~1992年)以来、約30年ぶり。

また『魔進戦隊キラメイジャー』(2020~2021年)で、約22年ぶりにスーパー戦隊シリーズに参加、現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』も手掛ける監督・田﨑竜太が、本作の演出を担当する。

生まれてすぐ、桃の形のカプセルに乗せられて飛来したという過去をもつヒーロー・ドンモモタロウ(レッド)は、織田信長をほうふつさせるような勢いのあるキャラクター。そんなドンモモタロウと共に敵に立ち向かうのは、サルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)といった桃太郎のお供“猿、犬、雉”をイメージしたメンバーで、さらに鬼をイメージしたオニシスター(イエロー)も登場する。

このヒーローの最大の特長は、5人5様の個性的な体形。頭に“ちょんまげ”を結ったドンモモタロウを筆頭に、“ツノ”が生えたオニシスター、筋骨隆々で“マッチョ”なサルブラザーと、見た目のインパクトも絶大。さらにイヌブラザーが全長100cmの“3頭身”キャラなのに対し、キジブラザーは全長220cmとひときわ“長身”なスタイルで、スーパー戦隊シリーズ史上、類をみない“凸凹シルエット”になっている。

また、2022年1月9日(日)放送の『機界戦隊ゼンカイジャー』(第42カイ)に、ドンモモタロウがサプライズで先行登場することが決定。ドンモモタロウらがヒーローになる変身銃“ドンブラスター”は、「ゼンカイジャー」に登場する“センタイギア”も読み込むことができ、さらにドンモモタロウが駆るスーパーバイク“エンヤライドン”は、「ゼンカイジャー」のゼンカイジュランと合体して巨大ロボに。

毎年、世界観設定をリセットしてきたスーパー戦隊シリーズだが、かつて『電子戦隊デンジマン』(1980年~1981年)が『太陽戦隊サンバルカン』(1981年~1982年)で、人気敵キャラ・へドリアン女王が連投した例もあり、今回はヒーローサイドでそのような展開が起こるのかも含め、秘密のベールに包まれた新ヒーローの登場に期待が高まる。

番組情報

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
テレビ朝日系
2022年3月6日(日)スタート
毎週(日)前9・30~10・00

(STAFF)
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)、白倉伸一郎(東映)、武部直美(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)、深田明宏(東映エージエンシー)
原作:八手三郎
脚本:井上敏樹
監督:田﨑竜太
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)

この記事の写真

©︎テレビ朝日・東映AG・東映

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