高橋英樹、深川麻衣、いとうせいこうらが伝統芸能を堪能『にっぽんの芸能 新春SP』元日放送

エンタメ総合
2021年12月27日

2022年1月1日(土・祝)に放送される『にっぽんの芸能 新春スペシャル』(Eテレ)に、ゲストとして深川麻衣、いとうせいこうらの出演が決定。番組の司会を務める高橋英樹と深川からコメントが到着した。

毎週(金)にEテレで放送されている『にっぽんの芸能』。元日放送の「新春スペシャル」では、古典芸能の最前線を走り続けている狂言師・野村萬斎をはじめとする豪華出演者によるお正月にふさわしい演目の数々を送る。

スタジオには、司会の高橋英樹のほか、ゲストとして深川麻衣、いとうせいこうらが登場。狂言や糸あやつり人形、尺八などに次々と挑戦し、見るだけでは分からない古典の技を体感する。

左から)高橋英樹、野村裕基、野村萬斎、深川麻衣

高橋は「タイトルが『にっぽんの芸能』ですから、非常に堅苦しく考える方もいらっしゃると思いますが、気楽に、こたつでみかんを食べながら見られる番組です。自由に楽しんで見ていただくと、より『にっぽんの芸能』の良さを感じ取れるかなと思っています」と視聴者へのメッセージを寄せた。

また、深川は「私と同世代の方も、きっとこの番組を見たら『気軽に楽しめるものなんだ』とか、『自分も見にいってみようかな』など、(番組が)入り口になるんじゃないかと思っています。古典芸能の楽しさを私と一緒に体験する気持ちで見ていただけたらすごくうれしいです」と思いを語った。2人のコメント全文と演目は以下を参照。

深川麻衣
高橋英樹 コメント

◆番組の見どころは

オープニングは尺八演奏と江戸糸あやつり人形の演目で西洋と日本の音楽が融合します。これがすごく合うし、お正月らしくなっています。狂言の「唐人相撲」は、お客様がどう楽しむかが大前提で作られていて共に楽しむものなんだということを再認識できました。歴史的にずっと培ってきた日本の伝統芸能というのは心に安らぎと勇気を与えてくれると思います。

◆視聴者へのメッセージ

タイトルが『にっぽんの芸能』ですから、非常に堅苦しく考える方もいらっしゃると思いますが、気楽に、こたつでみかんを食べながら見られる番組です。自由に楽しんで見ていただくと、より『にっぽんの芸能』の良さを感じ取れるかなと思っています。ぜひ皆さんに見ていただけるとうれしいです。

深川麻衣 コメント

◆収録を振り返って

昔から和の世界に触れるといい意味で鳥肌が立つというか、かっこいいなと。代々受け継がれてきたもの、日本ならではのものに魅力を感じていたのですが、かといってなかなか見に行くという一歩が踏み出せずにいたので、今回こんなに短い時間でいろいろなものを体験させていただけてうれしいです。
狂言の体験では、風で体が吹き飛ばされるという動きに挑戦しましたが、「吹き飛ばされる方の演技で『風の強さ』が表現される」とおっしゃっていて、納得しました。風って目に見えないですけど、動きを見てお客さんに想像してもらうことができるので、奥が深いと思いました。

◆視聴者へのメッセージ

今まで古典芸能に触れる機会がなかった私と同世代の方も、きっとこの番組を見たら「気軽に楽しめるものなんだ」とか、「自分も見にいってみようかな」など、入り口になるんじゃないかと思っています。古典芸能の楽しさを私と一緒に体験する気持ちで見ていただけたらすごくうれしいです。

番組情報

『にっぽんの芸能 新春スペシャル』
Eテレ
2022年1月1日(金)正午~後1・00
司会:高橋英樹、中條誠子アナウンサー
ゲスト:野村萬斎、野村裕基、辻本好美、結城孫三郎、深川麻衣、いとうせいこう

<演目>
狂言「唐人相撲」
40人以上が出演する狂言の中でも最大規模のにぎにぎしい演目。今回は野村萬斎が石川県と沖縄県でそれぞれ地元の芸能とコラボレーションし作り上げた舞台を紹介。

狂言「獅子 双之舞 千尋谷落」
白の親獅子と赤の子獅子がめでたく舞うお正月らしい狂言を、萬斎・裕基親子の共演で送る。側転や倒立などアクロバティックな要素がたくさん入っており、狂言の原点・散楽や田楽などのイメージとも重なる楽しい作品。

尺八「ねんね、ねんねと」「毬と殿様」
SNSで発信したマイケル・ジャクソンのカバー演奏などで注目を集める尺八奏者・辻本好美。最近では某大物落語家のツアーで演奏を依頼されるなど、今まさに勢いに乗っている。今回は故郷・和歌山にゆかりの曲を大胆にアレンジ。伸びやかでキレのある演奏を届ける。

江戸糸あやつり人形 結城座「寿獅子」「三番叟」
江戸時代には歌舞伎に負けるともおとらぬ人気を博した糸あやつり人形。17本もの糸を自在に操る技を拝見すると共に、スタジオでは深川、せいこう、高橋英樹を直接指導。

©NHK

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