タモリが司会を務める超大型スポーツ特番『タモリステーション〜二刀流 大谷翔平の軌跡〜』(テレビ朝日系)が、1月28日(金)に放送決定。収録を終えたタモリからコメントが到着した。
“野球の神様”ベーブ・ルース以来となる“リアル二刀流”で、メジャー100年の歴史を塗り替えた若き天才・大谷選手の活躍の秘密に迫る本番組。2021年の躍動を振り返るだけでなく、大谷選手の原点を形作った“3つの導き”を深掘りする。
加えて、投打両面の進化を詳細に分析。“元祖二刀流”ベーブ・ルースとの時空を超えた共通点も浮き彫りにするなど、あらゆる角度から大谷選手の心・技・体を解き明かしていく。
スタジオには、球界のレジェンドである王貞治、二刀流の生みの親ともいえる北海道日本ハムファイターズ前監督であり現・侍JAPAN監督の栗山英樹、大谷選手のファンである天海祐希ら豪華ゲストが集結。王は独自の視点から大谷選手について考察し、栗山監督は“人間・大谷”について存分に語りつくす。
子ども時代、“遊び”といえば野球だったという元・野球少年のタモリ。「大谷選手はここまで来たら“日本人として”じゃなくて“人類として”誇らしい存在!」、「二刀流は我々にとってフィクションの世界でしかなかった。それを実現した人を見ることができるなんて、素晴らしい幸運!」とリスペクトを込めて語り、彼の秘密が解明されるたびに「これホント?」「いやぁ、スゴイねぇ!!」を連発していたそうだ。
さらにタモリが大興奮したのは、日本野球界の至宝・王との共演。2人が本格共演するのは初めてのことで、タモリが大谷選手のスイング分析ブロックで「伺いたいことがあるんですけど…」と身を乗り出すようにして、長年抱いていたというバッティングについての疑問を投げかけるひと幕も。
そんなタモリの質問に応じ、身振り手振りを交えて詳しく説明する王。これにはタモリも感激しきりで、知的好奇心を抑えきれないのかさらなる質問をたたみかけ、アシスタントの大下容子アナも「タモリさん、少年のようですね!」と驚いていた。
収録後には「我々の世代にとって、王さんはスーパーヒーローですよ。若い頃は一生、お話しなんかできないと思っていましたからね」と、その存在の偉大さを語ったタモリ。芸歴47年のキャリアを持ちながらも、「芸能界に入ってよかったと思う瞬間でした」と明かした言葉からも大きな感激が伺えるだろう。
大谷選手についても「すべてがスゴイですね、今回さまざまな視点から詳しく分析しましたが、人間性も素晴らしく、いかに自分がつまらない人間なのか思い知らされて、恥ずかしくなりました(笑)」とユーモアも交えながら称賛した。コメント全文は、次ページに掲載。
タモリ コメント
◆今回の収録で、改めて感じた大谷翔平選手のスゴさとは?
もう、すべてがスゴイですね、今回さまざまな視点から詳しく分析しましたが、大谷は本当に“エンジン”が違うんですね、よくわかりましたよ。人間性も素晴らしいですし、高校時代から目標をしっかり見定めて実行していくところなんて、いかに自分がつまらない人間なのか思い知らされて、恥ずかしくなりました(笑)。
◆番組では大谷選手の秘密がさまざま明かされますが、特に面白いなと感じたところは?
長い間、疑問に思っていた、バットの芯とスイング軌道の関係が、王さんの説明で腑に落ちました。それから、トレーニング方法はもちろんのこと、野球って刻々と進化を遂げているんだなと実感しましたね。10年前と今ではまったく違うどころか、たった1年でも常識が全然、違うんですね。
◆ゲスト・王貞治さんはタモリさんにとってどのような存在ですか?
我々の世代にとって、王さんはスーパーヒーローですよ。若い頃は一生、お話しなんかできないと思っていましたからね。それが今回、隣りに座って、長い間、疑問に思っていた僕の質問にちゃんと答えてくださって…。答えを聞きながらも、一方では“今、スゴイことやってるな!”と思えてきて、あまり頭が働かなかったですね。芸能界に入ってよかったと思う瞬間でした。
◆来季、大谷選手に期待することは?
昨シーズン、スゴイものを見せてもらったので、これ以上は期待しないですね。あとはもう、ご自由にやってくださいという気持ち。…といいつつ、やっぱり期待しちゃいますけどね(笑)。これからどうなっていくのかずっと見ていきたい存在ですね。
番組情報
『タモリステーション〜二刀流 大谷翔平の軌跡〜』
テレビ朝日系
2022年1月28日(金)後8・00〜9・54
©テレビ朝日