3月28日(月)放送の『怖い絵本 Season5』(Eテレ)に石井杏奈、蒔田彩珠、矢本悠馬の出演が決定。コメントが到着した。
今、絵本の世界では人気作家が怪談を書き下ろし、実力派絵師と組んで絵本にしたシリーズが大ヒットするという異変が起きている。これを皮切りに各出版社が続々と怖い絵本を出版するようになり、静かなブームまで発生。それは、決して“子供だまし”なものではなく大人にとっても恐ろしく、この世界の神秘への畏怖を感じさせるストーリーだ。
ホラーワールドへいざなうシリーズ『怖い絵本』では、精緻に描きこまれた美しい絵たちがアニメーションとなって動き出していく。さらに、気鋭の若手俳優が絵本を朗読し、その前後には絵本の世界とリンクした不可思議なドラマを展開。2020年〜2022年1月にかけて放送されてきた計12作には「美しくも恐ろしい映像と朗読で非日常へ連れて行ってもらえた」「声の表現力に圧倒された」などの声が集まっている。
そんな本シリーズの新作『怖い絵本 Season5』が、3月28日(月)に放送されることが決定。今回は新たに3作が放送され、原作・柳田国男、文・京極夏彦、絵・阿部海太の「しびと」に石井杏奈、作・軽部武宏の「こっそり どこかに」に蒔田彩珠、作・大野隆介の「夜の神社の森のなか」に矢本悠馬が出演する。
発表にあたり、石井は「絵本に入るまでのドラマ部分の撮影と朗読、どちらもスタッフの皆さんと試行錯誤し、良い怖さを表現できた気がします。編集と音楽の力により、この作品がどう完成されるのかとても楽しみです!! ご家族やお友達、恋人、そして1人でもぜひ、怖い絵本の世界をのぞいてみてください!」と呼びかけた。
蒔田も「初めての朗読と、初めてのホラー、短い映像ではありますが、いろんな挑戦が詰まった作品です。観て、聴いて、楽しんでいただけたらと思います」と。矢本は「不気味なだけでなくどこかユーモアのある作品に仕上がっていると思うのでホラーが苦手な子供たちも楽しめる内容になってると思います」と語った。3名によるコメント全文は以下を参照。
石井杏奈 コメント
「しびと」 怖さあふれる絵本のタイトル。その朗読を担当しました。朗読の収録時に外の風で窓が揺れる音、鼻を啜る音、誰かの足音、全ての音に敏感になるほど暗く静かな空間で収録しました。絵本に入るまでのドラマ部分の撮影と朗読、どちらもスタッフの皆さんと試行錯誤し、良い怖さを表現できた気がします。編集と音楽の力により、この作品がどう完成されるのかとても楽しみです!! ご家族やお友達、恋人、そして1人でもぜひ、怖い絵本の世界をのぞいてみてください!
蒔田彩珠 コメント
私は今回「こっそり どこかに」という絵本を朗読させていただきました。小さい頃、暗くなる前に帰らなきゃ!と、怖くなりながら急いで家に帰っていた時を思い出して、ゾクゾクしました。
初めての朗読と、初めてのホラー、短い映像ではありますが、いろんな挑戦が詰まった作品です。観て、聴いて、楽しんでいただけたらと思います。
矢本悠馬 コメント
絵本の登場人物には個性豊かな妖怪たちがたくさん登場しています。不気味なだけでなくどこかユーモアのある作品に仕上がっていると思うのでホラーが苦手な子供たちも楽しめる内容になってると思います。ドラマパートも絵本後半の迫り来る状況とどこかリンクした不思議な世界観で、演じているうちに途中から何を撮影しているのかわけが分からない感覚に落ち入りました。観た方がどう感じるのか今から楽しみです。
番組情報
『怖い絵本 Season5』(3本一挙放送)
Eテレ
2022年3月28日(月)前0・45~1・15(※27日深夜)
再放送:2022年4月2日(土)後10・30~11・00
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