『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』が、3月29日に発売。4月5日(火)に発売記念イベントが書泉ブックタワーで開催され、江籠が登壇した。
グループゆかりの地・小豆島での撮影をメインに「ありのままの私」をテーマの1つとして、素の魅力を引き出すべくシャッターが切られていったという本作。“天使”と称され愛されてきた江籠は11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎えた。
グループを選抜メンバーとして支えるほか、ソロライブも行うなど最強アイドルとの呼び声も高い。彼女のステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっている。
また本作についてはTotal Producerを務める秋元康が、帯コメントを寄稿。「ただ、可愛いだけの女の子なら大勢いるかもしれない。わがままを言っても許せてしまう可愛さは、なかなかいないだろう」と本作の魅力を一文で表現した。
そんな本作の発売記念イベントが、新型コロナ対策を講じた上で4月5日に開催。多くの報道陣が詰めかける中、江籠が登壇した。“最強アイドル”、“天使”と称されることがうなずける圧倒的な可愛さオーラを放ちながら、「SKE48の江籠裕奈です。本日はよろしくお願いします」と、可憐な出で立ちでまずはあいさつ。
発売から約1週間たち、メンバーやファンからの反響について訊くと、「いつも誕生日は、お祝いしてもらう記念日だったのですが、写真集を誕生日に発売いただけたことで、ファンの方に恩返しできたかなと実感が生まれました」と語る。
「またメンバーが購入してくれて、すごくうれしかったです。普段見せない写真が詰まった作品なので、どんな反応が来るのかドキドキと恥ずかしさもあって、“見てほしくないな”と思っていたのですが、“可愛い”と言ってもらえて、本当にうれしいです」とハニカミながら答えた。
本作の帯コメントについては「まさか秋元先生から、私に向けた言葉を頂ける日が人生で来るなんて思わなかったですし、本当にうれしかったです。タイトルや帯文をいただけることが憧れだったし、大きな出来事でした。10年間アイドルやってきて、本当に良かったなと実感しました」と率直な感想を。
さらに「私は誉め言葉として、“可愛い”と言ってもらえることがうれしくて好きだったので、タイトルに“可愛い”と入れてもらえて、本当にうれしかったんです」と喜びのコメントを寄せた。
ファンから“天使”と呼ばれている彼女に対し、“私って天使かも!?”と思うエピソードがあるかという質問も。「11歳から、SKE48として活動していて、そのころは“天使だね〜”と言われることがありましたが、最近は少なくなってきています(笑)」と明かした江籠。
「ただ写真集の撮影時のエピソードなのですが、2泊3日で小豆島といったところで撮影したのですが、全部晴れたんです! SKE48のメンバーは“雨女”が多くて、大事な日はよく雨が降ることが多いんです。でも今回は、私の“晴れ女”パワーで、“天使”的な役割を果たせたかもしれません(笑)」と、“天使”エピソードを照れくさそうに披露した。
本作のオススメページを聞かれると、自らのお気に入りページを開き、「見開きの両ページがお気に入りです!」と天使の笑顔を。また写真集の出来栄えについては「いろいろ反響が大きかったりして、また写真集出したいなと思ったので、100点をつけたいです。“ありのままの私”というのがテーマの1つだったので、自信を持って作品を作ることができたなと思います」と大満足の様子だ。
今後の目標については「これ以上欲深いと、バチがあたるかもしれないですけど、ソロライブをまたやってみたいです。他はあまりないですが、流れに身を任せて、自分らしく活動できれば良いなと思います」と、彼女らしいコメントを寄せた。
最後に締めのあいさつを求められると「えーどうしよう(笑)」と言いながらも、「発売前は、“果たして買ってくれる人はいるのだろうか”と、不安な気持ちでいっぱいでした。でも発売前重版が決まったり、先日実施したお渡し会に、現在進行形で応援してくれるファンの方だったり、昔応援してくれていたファンが来てくれたりと、いろんな方が手に取ってくれたんだなと実感できて、すごくうれしかったです」と。
そして「今まで続けてきたことが、間違いではなかったんだなと感じました。写真集を発売することで、自信に繋げることもできました。これからも頑張っていきたいと思います」と本作発売の喜びを噛みしめつつ、イベントを締めくくった。
書誌情報
『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』
2022年3月29日(火)発売
著者:SKE48 江籠裕奈
撮影:桑島智輝
定価:2,500円(税込)
この記事の写真
●イベント写真/山本佳代子