舞台「黄昏」の公開舞台稽古が6月3日(金)に都内で行われ、高橋惠子、瀬奈じゅん、松村雄基、石橋徹郎、林蓮音(Jr.SP・ジャニーズJr.)、石田圭祐が登壇した。
本作は、老夫婦とその娘家族の、美しい湖でのひと夏の交流を描いた作品。美しい湖・ゴールデン・ポンドの別荘での出来事を軸に「家族のあり方」という普遍的なテーマで、“家族の絆”を描いている。2018年に初めて上演され、2020年2月に再演。今回からジャニーズJr.の林蓮音(Jr.SP)も初参加し、実年齢より8歳も下となる13歳の息子役に挑戦している。
主演の高橋は「2年ぶりにまた再演させていただきました。今までずっとマスクだったのですが、今日はちゃんと(共演者の)お顔が見えて」とコロナ禍ならではの喜びを語り、公演前の心境について瀬奈は「久しぶりに皆さんとご一緒できるという喜びにあふれております。新たに蓮音君も加わって、また“新しい家族”になったと実感していますね。観に来ていただけるお客さんに『家族っていいな』と思ってもらえるように頑張ります」と意気込みを語った。
再演を重ねている本作だが、林のみ今回から初出演となる。「僕だけ初めての出演なのですが、最初は不安だらけで。でも皆さんにすごく優しくしていただきました。逆に、優しすぎて心配になって家族に『優しすぎるんだけどどうしよう…』と報告したくらいです(笑)」とほっこりするエピソードを。
林が演じるのは、高橋と石田演じる老夫婦の娘・チェルシー(瀬奈)と結婚するビル(松村)の13歳の息子・ビリー。13歳の役に挑戦することについて林は、「本当は21歳なのですが、最初13歳の役をやるって聞いた時には『うそだろ~』と思いました(笑)」と話し、「でも髪を黒くしたりして、皆さんに『13歳に見えるよ』と言ってもらえているので…思ってないかもしれませんけど(笑)、でもちゃんと13歳に見えるように頑張りたいと思います!」と笑顔でコメントした。
また、ジャニーズ以外の初の舞台となる林は、「初めての舞台だったのですが、大先輩方すぎてお母さんやおばあちゃん、おじいちゃんたちにめちゃくめちゃ驚かれました。『え、大丈夫なの?』って(笑)」と家族から心配されたことを明かし、「でも『頑張って芝居の楽しさを学んでくる!』と言ったので、家族には変わった自分を見てほしいですね」と自信をのぞかせた。
公演情報
舞台「黄昏」
プレビュー公演: 6月4日(土)江東区文化センター ホール
大阪公演:6月8日(水)、9日(木)枚方市総合文化芸術センター 関西医大 小ホール
兵庫公演:6月11日(土)、12日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
石川公演:6月14日(火)、15日(水)北國新聞赤羽ホール
愛知公演:6月18日(土)、19日(日)穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール
東京公演:6月21日(火)~6月26日(日)紀伊国屋ホール
長野公演:7月9日(土)長野市芸術館 メインホール