ふぉ～ゆ～の辰巳雄大が、舞台『ふぉ～ゆ～ meets 梅棒｢Only1, NOT No.1」』の大阪公演に向けた取材会に出席。かねてから意識していたという”梅棒”との初タッグを「男子校のノリ」と喜んだ。
爽やかな白のセットアップで会見場に現れた辰巳。「今回、僕らふぉ～ゆ～は、自分たちもファンであります梅棒さんコラボさせていただくことになり、ついに念願叶う瞬間がやってきました。2年前に記者発表していたのですが、コロナ禍で延期となり、今回はリベンジということで、ついに始動することを大変うれしく思っています」と晴れやかな笑顔であいさつした。
ふぉ～ゆ～と初めてタッグを組む梅棒は、セリフを使わずダンスと音楽だけでストーリー性のある舞台を生み出し、J-POPなどを積極的に取り入れたスタイルでも人気。そんな梅棒のノン・バーバル（非言語）でのパフォーマンスは、ふぉ～ゆ～にとって新たな挑戦となる。それについて辰巳は「時折、歌詞がセリフのように聞こえることもある中、ダンスと体で表現していきます」と説明。当初は「ふぉ～ゆ～はセリフありで、梅棒はノン・バーバル…という梅棒スタイルでの実施”という提案だった」と裏話を明かしつつも、「僕らもセリフを言わない世界に行きたい！ という気持ちがあって飛び込むことになりました」と熱く語った。
実際に梅棒の舞台を見に行ったことがあるという辰巳。最初に見た舞台は『ピカイチ！』という作品だったそうで、「あまりにも衝撃的でテンションが上がって、1回目を見た後に、すぐおかわりしました（笑）。2回目はオープニングで登場人物がずらっと出てきただけで、大号泣してしまって。それぐらいエモーショナルな作品でした」と感動を熱弁し、その後も止まらない“推しトーク”を展開。そんな梅棒とは同世代ということもあり息ぴったりだそうで、「僕ら（ふぉ～ゆ～）もそうですが、男子ノリがめっちゃあるので、まるで男子校みたい。男子がふざけた時のあの熱量を、毎公演、違う魅力たっぷりでお届けします」と力を込めた。
今回の作品はホストクラブが舞台。ふぉ～ゆ～のメンバー全員でホストを演じることについて、「元々ホストをやってたわけじゃない4人がさまざまな事情でホストクラブで働くことになるんです」と。自身の役どころについて「僕は“リュウ”という男の役で、ゴリゴリ系の怖い人たちに追われているというダークサイドにいる役。とにかくお金を稼がないといけないので、ホストに誘われ、イヤイヤ働き始めます。そんな状況にあてはまる曲といえば…あれだよな！ と。皆さんもなんとなく思い浮かぶかもしれないあの曲、ジャニーズのあの曲なんです！」と、ジャニーズ楽曲が使われるというサプライズについても言及した。
以前ふぉ～ゆ～の作品の大阪公演で、東京公演でウケていたコントが大阪でウケなかった時、たまたま見学に来ていたジャニーズWESTの桐山照史に相談し、「もっと全部分かりやすく、典型的な内容に変えてみたらどうですか？」とアドバイスをもらったという辰巳。「キリ（桐山）の言うように変えてみたら反応がよくて。東京と大阪で反応の差があるんだなと思いました。今作でも変えることを恐れず、お客さんと敏感に感じ合いながら、終わった時には大阪バージョンになっていたね、という形に進化していたら幸せ。松崎あたりにはできないかもしれないですけど（笑）」と大阪公演に懸ける思いを笑いも交えて語った。
『ふぉ～ゆ～ meets 梅棒｢Only1, NOT No.1｣』大阪公演は7月29日（金）～31日（日）にサンケイホールブリーゼで開催。
公演情報
ふぉ～ゆ～ meets 梅棒｢Only1, NOT No.1」
日程：7月29日（金）18：00／30日（土）12：00・17：00開演／31日（日）12：00・17：00開演
会場：サンケイホールブリーゼ
作･総合演出：伊藤今人（梅棒）振付･監修：梅棒
出演：福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介（ふぉ～ゆ～）
梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴（梅棒）
樹里咲穂、HideboH、綺咲愛里
遠藤令、小野礼実、湊江梨奈、豊田由佳乃