『はるかそよかの音楽に恋して』の第2弾が11月に大阪で開催。スペシャル・ヴォーカルゲストとして登場する平野綾が、大阪・北区のカンテレ本社で会見を開いた。
同コンサートの第1弾『はるかそよかの音楽に恋してmeets龍真咲』を配信で見て「クラシックのコンサートでこんなに面白いのは初めて!」と自ら出演を希望したという平野。「これを皆さんに知っていただけたら、クラシックにもっと興味を持っていただけたり、コンサートに足を運んでくださる方も増えるんじゃないかなと。お声掛けいただいて、少しでも早くお2人(林はるか・そよか姉妹)の中で歌わせていただけたらうれしいとお返事しました」と出演の経緯を語った。
注目のプログラムについては、第1部にベートーヴェンのピアノソナタ第8番『悲愴』第二楽章をリクエスト。「この曲はタイトルの雰囲気と、自分も経験したことのあるようなノスタルジックな感覚がものすごく好きで、お2人のアレンジで聴いてみたいと思ってリクエストさせていただきました」と自身が出演しない第1部への思いを告白した。
平野の歌唱力が楽しめるラインナップが並ぶ第2部では、「とても思い入れがある」というコンスタンツェを演じたミュージカル『モーツァルト!』から、“ダンスはやめられない”を。「歌手として歌う面もありますが、役者として役に成り切って表現することを大事にしたいと思っているので、曲が流れた瞬間にその作品や役の雰囲気に入れるような歌い方ができたら」と意気込みを。
さらに平野の大ヒット作『涼宮ハルヒの憂鬱』から“God Knows…”も。「はるかさんが『“God Knows…”のギターのイントロをチェロで弾いてみたい』と提案してくださったので、私も聞いてみたいのでぜひ、と。かなり奏法が難しいと聞くので、これはチェロで聴いたことないぞっていう、新しい奏法を聞けるんじゃないかと私もすごく楽しみにしています」と語った。
そして、今回の最大の聴きどころの1つとなるのが平野が初めて歌う“ジブリ曲メドレー”で、「絞り切れず10曲ぐらい歌います。これだけでコンサートできるんじゃないかというぐらい」と笑顔。中でも歌唱予定の『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌“アリエッティソング”のアリエッティには「風」という意味があり、「そよかさんの名前に近く『とても親近感がわくんです』っておっしゃっていらしたので、『じゃあぜひそよかさんのテーマソングとして入れたい』と思って」と選曲についての裏話も披露した。
『はるかそよかの音楽に恋してmeets平野綾』は、大阪のサンケイホールブリーゼで11月23日(水・祝)に開催される。
公演概要
チェロ&ピアノ&ヴォーカル『はるかそよかの音楽に恋してmeets平野綾』
~クラシックからポップスまで~
開催日時:2022年11月23日(水・祝)14時開演
出演:林はるか(チェロ)、林そよか(ピアノ/編曲)、関純子(MC、カンテレアナウンサー)
スペシャル・ヴォーカルゲスト 平野綾
公式HP最速先行 https://eplus.jp/harukasoyoka/