舞台『東京ラブストーリー』主演・濱田龍臣「クリスマスにキュンキュンしてもらえたら」

エンタメ総合
2022年10月23日

舞台『東京ラブストーリー』

柴門ふみの同名漫画を世界で初めてミュージカル化する「東京ラブストーリー」で、本格ミュージカルに初挑戦する濱田龍臣が大阪・カンテレ本社で囲み会見を行った。

原作のバブル期からコロナ禍前の2018年に設定を置き換え、永尾完治(カンチ)、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4人を中心とした恋愛模様を描く本作。舞台の中心となる4人は「空キャスト」と「海キャスト」の2チーム制によるダブルキャストで、「空キャスト」では永尾完治役に柿澤勇人、赤名リカ役に笹本玲奈、三上健一役に廣瀬友祐、関口さとみ役に夢咲ねねが出演。一方の「海キャスト」ではカンチ役に濱田、リカ役に唯月ふうか、三上役に増子敦貴(GENIC)、さとみ役は熊谷彩春が務める。そのほかシングルキャストとして、長崎尚子役の綺咲愛里、ミュージカル初出演の高島礼子がカンチとリカの上司・和賀夏樹役で出演する。

平成生まれで「東京ラブストーリー」をリアルタイムでは知らず、原作もドラマも未見だったという濱田。だが、その存在は“不朽の名作”として認知していたと言い、カンチ役として出演が決まった時は「父親と母親がリアルタイムにドラマを見ていた世代なので自慢しました」とにっこり。「原作と年齢が近い20代だからこそ見せられる4人の恋愛模様や関係性を皆さんにお届けできたら」と意気込みを語った。

舞台『東京ラブストーリー』

役柄のイメージについては“不器用な人間で優柔不断だけど、純粋でかわいらしい男性”と分析。カンチは愛媛から上京してくる役どころだが、自身は幼少期から子役をやっていたため東京に対して「すごい怖いところ」いうイメージはなかったと振り返りつつ、「自分はそんなに不器用ではない人間ではないと思っているので、逆に新鮮ですね。カンチと同じような年齢で会社員という役を新鮮にとらえつつ、カンチのキャラクターを作り上げていきたい」と抱負を語った。

また、両チームの違いについての質問が飛ぶと、「僕がいる『海キャスト』は原作のカンチたちの年齢に近いのもあって等身大の部分が出ているのでは。逆に『空キャスト』は、ちょっと年齢が上なのもあって、勢いだけでない、大人な恋愛模様という感じが出ているのかなと思います。僕らは純粋に東京という環境に触れて、真っ正面にいろいろなものにぶつかって、悩んでという部分があるんですが、それだけでない深みがあるというか。空と海、違う角度から楽しめると思います」とPR。大阪公演は12月23日(金)から25日(日)までのクリスマス期間ということで、「クリスマスにキュンキュンできる作品を見ていただけたら」と笑顔でPRした。

大阪公演情報

ミュージカル『東京ラブストーリー』

日程:12月23日(金)~25日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
出演:【空キャスト】柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね、【海キャスト】濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴(GENIC)、熊谷彩春(以上、ダブルキャスト)、綺咲愛里、高島礼子ほか。

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