「DMM新エンタメサービス発表会」が12月1日に都内で開催され、新たな総合動画配信サービス「DMM TV」のアンバサダーに就任したオードリーの春日俊彰と声優・歌手の雨宮天、司会の青木源太アナが登壇した。
いつものピンクベストではなく、CM衣装のジャケット姿で登場した春日は「長袖だからあったかいですね(笑)」と語り、雨宮から「かっこいいです」と褒められると「そうでしょうね」とニヤリ。
お団子ヘアに丸眼鏡、ブルーのエプロン姿の雨宮は「店員さん風の衣装で、普段は衣装でも着ることのないタイプですが、なじんできました」と笑顔。春日は「このレベルの店員さんはいらっしゃらない」と絶賛した。
ここでDMM.comの村中悠介COO(最高執行責任者)が登壇すると、春日は深く腰を折ってお辞儀。青木アナから「かなり頭が低いですね!」とツッコまれると、春日は「それはそうでしょう。青木さんとは対応が違いますよ(笑)。それくらいしますよ。床に頭をつけたかったくらい」と返し、会場を沸かせた。
春日は、アンバサダー就任の意気込みについて「推しがいるということは生きる糧だと思う。心から好きな作品があると楽しく生きられる。世間が春日を見て元気をもらって、仕事頑張ったり、学校頑張ったり、いろいろ生きる活力になっているのと同じように、DMM TVでも推し、好きな作品を見つけていただいて、幅広い年代の方々に、サービスの魅力を春日が伝えてあげたいなと。春日の影響力を使っていただいて浸透させたいですね」と。
青木アナから「春日さんを推す人にとっては、春日さんが生きる活力に?」と聞かれると、春日は「そりゃそうでしょう!春日がいない世界を想像してごらんなさいよ。ゾッとするでしょ? 世の中をピンク色にしてますからね、私はね」と胸を張った。
雨宮は「私が普段全力で魂を込めて取り組んでいるアニメ作品、そして声優の文化が広まっていく機会をつくっていただけたこと、そして私がそのお手伝いをさせていただけるというのはすごくうれしいです。私自身、推しの存在で人生が変わった、世界が変わった一人ですので、一人でも多くの方にDMM TVを広めて、推しがいるという人生がどんなにすてきなものかという魅力を伝えていけたらいいなと思っています」と語った。
「推しが見つかる。世界が変わる。」というDMM TVのキャッチコピーにちなんで、自身の推しを聞かれた春日は「私が最初に推しになったのはキン肉マン。キン肉スグルね。あのヒーローにちびっ子のころ憧れましてね。あれが人生で最初の推しですね。筋肉への憧れ。あれから、今立派なボディビルダーとしてこの場に立っているわけですから。今の推しは、ビルダーのジュラシック木澤さんとか鈴木雅選手とか狂気の男・合戸孝二選手とか。人に対する推しに変わっていったりしていますけど、基本的にはやっぱりキン肉スグルね。春日を作る要素の一つでございますね」と。
青木アナが「推しがいると人生が変わる?」と聞くと「こういうときスグルだったらどう考えるだろうかがよぎったりしますから。私はゆでたまご先生の作品の一部です。ゆでたまご先生と若林さんの作品の一部です(笑)。ピンクベストとこの髪形を与えてくれましたからね」と話し、会場を笑わせた。
雨宮は「私は小さいころ、らんまにものすごくはまって、女らんまの強くてかわいいところがすごく好きで、私もこんなふうになりたいなんて憧れて。それから大人になっていくにつれて、いろいろ新たな推しができたりしてきたんですけど、やっぱり推しがいると仕事がうまくいかなかったとか、こんなこと言われちゃったとか、そんな落ち込んだときに“でもおうちに帰ったら推し活するんだ!”って思って頑張れたりとか、仕事を頑張る原動力なってくれたりとか。推しってすてきなので、私も推しのようになりたいって目標になってくれたり、本当に人生の潤いだと思います」と熱弁した。
DMM TVのイチ押しポイントとして、春日は「全部言っちゃうと日が暮れちゃいますけどね、なんといっても月額550円で新作だったりオリジナル作品を見ることができるっていうのは最高に興奮するじゃないですか。550円じゃ今どきラーメン一杯も食べられないお値段ですよ。倹約家の春日にとって非常にありがたいお値段設定だと思いますし、なんと、今加入すれば実質最大3か月無料でございますしね。アニメ・エンターテインメントファンはこれを逃す手はないね。逃すやつは本当にどうかしてると思います。たくさん見ることができても月額6万とかだったら困るじゃないですか(笑)。それを550円ですよ。これだけの数を見ることができて。DMMさんはそろばん勘定が下手なんじゃないかと。赤字で突っ走っていくのかなっていうくらい信じられないお値段です」とアピールし、“超おもしろな3の出し方”で実質最大3か月無料を表現した。
雨宮は「やっぱりアニメ作品の豊富さ。約4600作品観られるということで、4600作品あったら絶対に自分の好きな作品に出会えるし、推しに出会えることが約束されているようなものだなって思います。例えばアニメを最初に見て、この作品面白い、このキャラクターいいって思ったときに、その作品について知りたくなると思うんですけど、漫画とか2.5次元の舞台も同時に楽しめるサービスなので、自分の好きの向くまま、興味の向くままに推し作品、推しキャラの世界を広げていけるってめちゃくちゃすごいことだと。人生の潤いにつながっていくなって思います」と語った。
そして最後に、雨宮は「DMMのアンバサダーに自分が就任させていただき、こういった場に立たせていただくことがあるなんて想像もしていなかったので、とってもうれしいです。アニメ作品とか声優とかそういう文化は私の人生でもあるので、それを広めていくお手伝いができるというのはとってもうれしいです。本当に推しというのは素晴らしい物なので心を込めてDMM TVを広めて、皆さんがすてきな作品やすてきな推しに出会えるように頑張っていきたいと思います」とアンバサダーとしての意気込みを。
春日は「DMMアンバサダーに春日を就任させたというDMMのセンスをまず褒めてあげたいですね。そして春日も推しを見つけて世界が変わった一人なので、皆さんもぜひともDMM TVで推しを見つけていただいて、心を豊かに毎日を過ごしていただきたいなと。何度も言いますけど、お値段が素晴らしい」と語り、「DMM TV、いいぜぇ~」と渾身の決めゼリフを披露。きょとんとする会場を見渡して「はい、終わりです(笑)」と締めくくり、会場を和ませた。