今年で13回目となるVOCE主催のベストコスメアワードで、特別賞「最も美しい人」に玉森裕太が決定。12月14日(水)に贈賞式とプレス発表会が行われ、玉森裕太が登壇した。
「VOCEベストコスメアワード」は、日本で最初に創刊された美容雑誌「VOCE」が主催。その中で選ばれる特別賞「最も美しい人」は、外見の美しさだけではなく、内面からあふれ出る魅力で社会に影響を与える、時代の「美しさ」を表現する人物に贈られる賞となっている。初代受賞者(2010年)は松本潤が選出されているが、2022年は玉森裕太に決定した。
◆受賞の感想
最初は「僕ですか?」という感じで、何かのドッキリなんじゃないかなと思いました(笑)。「最も美しい人」という賞なので、この名前に恥じぬよう、これからも自分磨きを頑張りたいと思います。褒められることってほとんどないのでうれしいです!
◆2022年を振り返って一言で表すとしたら?
駆け抜けたかな、と思います。Kis-My-Ft2として3年ぶりの有観客ライブを再開できたこともそうですし、2期連続でドラマに出演させていただいたことも大きな経験だったので、この1年はすごく濃く駆け抜けることができたかなと思っております。
◆そんな充実した1年の中で忘れたいことはありますか?
お芝居中の失敗は忘れたいなと思いますね(笑)。何回も連続で噛んじゃったり。でも、大きな失敗はなかったと思います。ただ、失敗が続くと、どんどんプレッシャーがかかってくるじゃないですか。そのプレッシャーに負けないように平常心でいるというか、「俺は噛まないぞ」と自分をだましていました(笑)。
◆美肌や美しさを維持するために毎日心掛けていることや美容法は?
お水は毎日たくさん飲んでますね。1日3リットルくらい飲んでるんじゃないかなと。乾燥しないためにも、内側から潤いを与えていきたいなと思っています。あとは、朝も夜も毎日パックをしています。
◆内面での美しさの秘訣や、心掛けていることはありますか?
失敗を恐れないようにしています。年齢を重ねれば重ねるほど、「失敗したくないな」「怒られたくないな」という気持ちが大きくなるのですが、失敗して得るものってすごく多いので、何事にも恐れずチャレンジしてみて、「次こういうふうにしてみよう」と考える。その連続なのかなと。その先に、自分の求めたものがあるといいと思います。
◆仕事や人間関係で心掛けていることは?
リスペクトを持つようにしています。この仕事をしていると、1回限りの出会いもたくさんあるので、よりその方を知れるように、感謝を大事にしています。
◆今後やってみたい美容法は?
逆に知りたいんですよね(笑)。(読者の)皆さんのほうが詳しいと思います。勉強もしていますが、まだまだな部分がたくさんあるので、こだわりの美容法みたいなものをいろいろな方から聞きたいです。「こういう食べ物がいい」「運動がいい」とか、知識として入ってはきていますが、僕自身結構面倒くさがりやなので、できなかったりする部分があるんですよ。簡単にできるものがあればいいなと思います(笑)。
◆「美しい人だな」と感じるのはどんな方ですか?
自信のある方って、すてきだなと思います。いろいろな経験をされて、その中にたくさんの失敗もあって、今この人が自信を持って輝いているんだと想像すると、すごく美しく感じます。自分たちが知らない大きな決断だったり、そういうのを経た今があると思うと、すてきだなと思いますね。
◆玉森さんご自身は自信を持ってらっしゃいますか?
僕はネガティブなので、自信があるかどうかと言われるとないかもしれません。自信を持っていこうという気持ちはもちろんありますが、緊張したり、今まで培ってきたものが100%出せないときもあります。でも、自分がこれまでに経験してきたことなどは裏切らないと思っているので、経験値を増やして、自分のやってきたことを発信できたらなと思います。
◆ジャニーズで美容男子と言えば三宅健さんや、メンバーの千賀健永さんがいらっしゃいますが、印象はいかがですか?
三宅さんはジャニーズの先輩でもあり、美の先輩でもある(笑)。美に対して何かお話を聞いてみたいです。千ちゃんもすごく美容が好きで、いろいろと試してみたりチャレンジをしているので、良いものを教えてもらおうと思います。たまに美容トークもするのですが、「玉はこういう肌質だから、こういうことをして、これを使って…」とよく教えてくれます。
◆女性を美しいと感じる瞬間は?
キラキラ笑っている姿はすてきですよね。ついつい見たくなっちゃう。ガハガハ笑う人がいいなと思います。
◆クリスマスのご予定は?
マネージャーさんは気を遣って予定を開けてくださっていますが、することがなさすぎて、多分オンラインゲームをしていると思います(笑)。友達とクリスマスに暇な人同士で。“クリぼっちオンラインゲーム大会”ですかね(笑)。
◆これから目指す美しい大人の男性像は?
たくさん経験を積みたいと思っています。それと、「男性はカッコつけなくなってからがカッコいい」とどこかで聞いたことがあるんです。その言葉を聞いたときに、すごく良い言葉だなと思ったので、そういうふうになれる大人の男性を目指したいです。たくさんの経験を積んだ上で、内から出るエネルギーが人を魅了する力になればいいなと。「カッコつけなくなってからがカッコいい」ってどういうことなんだろう、と考えながら、その答えを導いていけるような人生を歩んでいけたらと思います。
◆2023年の抱負を教えてください。
Kis-My-Ft2としては、まだまだ大きい会場でライブをしたいという気持ちもありますし、個人としても引き続きいろいろなことにチャレンジして、自分を高めたいと思います。
◆VOCE読者に対してのメッセージ
自分自身も、さらなる美のために努力はし続けたいですし、VOCE読者の皆さまも、もちろん美意識がすごく高いと思うので、切磋琢磨しながらお互い美の研究を頑張っていけたらと思います。
VOCE 編集長 遠藤友子 コメント
玉森さんには、VOCEの表紙を継続してお願いしていますが、そのたびに読者の皆さまから本当に大きな反響を頂いております。見ての通り、透明感あふれるルックスに支持が集まるのはもちろん、インタビューでつむがれる玉森さんの言葉に対しても多くの賛辞があります。インタビューでご一緒していても、玉森さんから否定的な言葉を聞いたことがないんです。今の時代、自分と違う考え方などを否定せず、受容できる柔軟さが支持を集めているし、必要とされていると感じています。ドラマなどのご出演やご活躍は言うまでもないのですが、編集部満場一致で玉森さんに決定しました。