1月7日(土)、8日(日)放送のスポーツニュース番組『S☆1』(TBS系 深夜0時30分~0時58分ほか)で、イチローが高校球児の情熱に向き合う真相に迫る特別企画を送る。
2019年に現役を引退し、現在はMLBシアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー。野球界のレジェンドは、現役引退後に学生野球資格回復の研修を受講して資格を回復。2020年に智辯和歌山高校、2021年に國學院久我山高校、千葉明徳高校、香川県立高松商業高校、2022年に東京都立新宿高校、静岡県立富士高校と計6校の野球部に特別指導を行ってきた。その内容は、自らプレーを実演して見せながら、時には1対1の会話でアドバイスを送るというもの。日米を通じてプロ野球の第一線で活躍し続けたイチローからの直接指導は、高校球児たちにとって忘れられない特別な時間となっている。
番組では、6校目の指導となった静岡県立富士高校ナインへの特別指導に完全密着。そして、イチローへの独占インタビューでその思いに迫る。
富士高校は、創立100周年を迎えた富士山の麓にある進学校。過去に1979年に夏の甲子園、1987年に春のセンバツと2度甲子園出場を果たしているが、最近は夏の静岡大会で3回戦を突破できていない。イチローがそんな富士高校を指導しようと思い立った理由は、野球部の取り組みに共感したからだった。
「地域への野球普及活動に熱心で積極的に活動している。今、小さい子供たちが野球を知るきっかけ。昔なら普通にできていたキャッチボールも、もう今はずいぶん特殊な動作になってしまった。そんな時代において、自分たちの野球ができる時間は限られている中で、積極的にしてくれているということを聞いて、なんか良いなと思って」
イチローが野球エリートではない富士高校ナインに向き合った2日間。象徴的だったのが“きれいな野球”という考え方。しかし、選手たちにとって理解するのは容易ではなかった。レジェンドは直接指導でどのように伝え、選手はどのように受け止めていったのか。選手たちの成長を感じとったイチローは何を語るのか。そして、雲ひとつない空の広がる富士の景色を感じながらイチローがナインに伝えたこととは。舞台裏を記録した秘蔵映像も交えて、完全版を2夜連続で一挙公開する。
番組情報
『S☆1』
TBS系
2023年1月7日(土)深夜0時30分~0時58分
2023年1月8日(日)深夜0時25分~1時23分
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