2023年劇団☆新感線43周年興行・春公演 Shinkansen faces Shakespeare『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』(3月10日(金)~28日(火)東京建物 Brillia HALL/4月13日(木)~5月1日(月)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)の公演ビジュアルが解禁された。
部下イアーゴの計略によって破滅へと突き動かされる軍人オセロと妻デズデモーナを描いたシェイクスピアの四大悲劇の一つ『オセロー』。劇団☆新感線では、人間の業を暴きさらし出すせりふの魔術師・青木豪の翻案・書き下ろしにより『港町純情オセロ』として2011年に上演した。
戦前・戦中の関西らしき場所にある港町を舞台に、混沌とした時代に生きるチンピラヤクザたちの人情悲喜劇に大胆に翻案された同作は、新感線主宰・演出のいのうえひでのりによるダイナミックな演出で新たな産声を上げ、より深く感情ほとばしる作品として、観客の心を強く揺さぶり大きな話題に。
そして2023年、物語の舞台を、戦後のアメリカ文化が流れ込んできたポップな時代にあらためて書き直した『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』が上演。12年ぶりによみがえる本作の主人公オセロを演じるのは、ドラマや映画など映像作品はもちろん、数多くの舞台に出演、近年は朗読劇への初挑戦や、初のソロコンサートなどさまざまなことに挑み続ける三宅健。初演で劇団員の橋本じゅんが演じた泥臭いヤクザの組長を、一本気で純情な、「愛」に生きるヤクザ者として演じる。
オセロの美しい妻・モナには、ドラマ・映画・舞台で役者として幅広い作品に出演し、作家としても活躍する松井玲奈。知らず知らずのうちにオセロを追い詰める悪計に加担することになるオセロの部下・汐見丈には、舞台を中心にミュージカルからストレートプレイに数多く出演する寺西拓人。さらに劇団員からは、粟根まこと、高田聖子が登板する。
このたび、数多くのマフィア映画に出演してきたアル・パチーノを想起させる白のダブルスーツを身にまとった三宅を中心にキャストが集う、レトロでクラッシックな公演ビジュアルが完成。「新感線流、任侠シェイクスピア」という作品にちなんで、往年の任侠映画やアメリカのギャング映画のビジュアルエッセンスを盛り込み、昭和40年代ごろの活気や勢いを感じさせる雰囲気になっている。
公演情報
2023年劇団☆新感線 43周年興行・春公演
Shinkansen faces Shakespeare『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』
【東京公演】
2023年3月10日(金)~28日(火)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
チケット発売:2023年1月29日(日)午前10時~
チケット料金:S席14,000円/A席11,000円/ヤングチケット2,200円(全席指定・税込)
主催:ヴィレッヂ、東京グローブ座
制作協力:サンライズプロモーション東京
【大阪公演】
2023年4月13日(木)~5月1日(月)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
チケット発売:2023年2月26日(日)午前10時~
チケット料金:14,500円/ヤングチケット2,200円(全席指定・税込)
主催:ABCテレビ/サンライズプロモーション大阪
協力:ABCラジオ
後援:FM802/FM COCOLO
原作:ウィリアム・シェイクスピア(松岡和子翻訳版「オセロー」ちくま文庫より)
作:青木豪
演出:いのうえひでのり
出演:三宅健/松井玲奈、粟根まこと、寺西拓人/高田聖子 ほか
企画:ヴィレッヂ/劇団☆新感線
製作:ヴィレッヂ/東京グローブ座
公式サイト:http://www.vi-shinkansen.co.jp/othello2023