EXILE MAKIDAIが、EXILEのエンタテインメントに携わってきたアーティストやクリエイターたちへのインタビューを通じて、そのクリエイションの歴史に迫る書籍「EXILE MUSIC HISTORY」を2月4日に発売。それを記念し、2月17日(金)に取材イベントを開催した。
EXILEのオリジナルメンバーであり、PKCZ®にてDJとしても活躍するMAKIDAIが、キーマンとの対談を通して、多くの人々を魅了し続けるEXILEのエンタテインメントがどのように生み出されてきたのかに迫る「EXILE MUSIC HISTORY」。
対談相手は、EXILE ATSUSHIやEXILE AKIRA、白濱亜嵐、倖田來未など、EXILEと関係の深い計11人。さらに、本書には「EXILE DISCOGRAPHY」「EXILE BIOGRAPHY」も収録されており、2001年の結成当初から現在までのEXILEがぎゅっと詰まった1冊となっている。
本書を刊行した理由について、MAKIDAIは「EXILEはデビュー21周年イヤーに入りましたが、デビュー当初から応援してくださっている方もいれば、近年知ってくださった方もいる。EXILEというグループを1曲の楽曲や1回のライブで説明するのは難しいですが、EXILEのクリエイティブに携わっている方々との対談やディスコグラフィーを形にすることで、EXILEのこれまでの歩みを分かりやすくお伝えできるのではないか」と明かす。
目玉となるのは対談企画だが、「本当はEXILEメンバー全員と話したかった」というMAKIDAI。対談を経て、「ATSUSHIはEXILE創世記からボーカリストとしてグループを引っ張ってきたメンバー。デビュー当時のエピソードであったり、楽曲の話を、デビューから21年経ったいま対談できてうれしかった」と振り返る。また「AKIRAは僕がスカウトといいますか、声を掛けさせてもらったメンバー。すごく懐かしかったし、HIROさんの思いを継承しているなと感じた」と思いを語る場面も。
PKCZ®で共に活動する白濱の名も挙げ、「亜嵐は新しい世代を引っ張っていく存在。亜嵐たちがEXILEをどう見ていたか、ということを語ってもらうことで、EXILEの歴史がより立体的になった」と感謝を。「EXILEには“放浪者”という意味もありますが、その名の通り紆余曲折ありながら旅を続けてきている。自由で、枠にとらわれていないのがEXILEのクリエイティブなのかな」と分析した。
また、現在のEXILEに感じる印象について、MAKIDAIは「今までには無かった曲調の楽曲が出てきたり、ダンスひとつとっても今のメンバーだからできている進化を感じる」と称賛し、「ソロや兼任で活動しているメンバーもいて、それがどのようにEXILEに還元されるのか楽しみですし、応援しています」とエールを。
ファンに向けても、「デビュー当初から応援してくださっている方には一緒に歩んできた思い出になったらいいなと思いますし、最近知ってくださった方はこれを読んでいただくと今のEXILEやEXILE TRIBEに奥行きを感じられるんじゃないかなと。EXILEに興味のあるすべての方に読んでいただけたら」とアピールした。
なおイベント中には、記者から「この本を息子さんに読み聞かせているか」という質問も。「まだ2歳4か月なので…(笑)。でも、最近MVやライブの映像を見ながら『パパ』と言っていたので、ちょっとずつ分かってきているのかな。もう少しいろいろ分かるようになったら、パパポイントが上がるようにぜひ読み聞かせたい」と笑顔を浮かべた。
商品情報
「EXILE MUSIC HISTORY」
発売中
著/監修:MAKIDAI
価格:3,300円(税込)
判型/頁数:B5変形/160頁