美村里江、内田理央、東啓介、佐藤アツヒロ出演の舞台「二次会のひとたち」が、4月14日(金)より東京・大阪で上演。矢部太郎(カラテカ)が本作内で登場する漫画に作画協力し、劇中に映像で登場するキャラ強めな新郎新婦を、山口森広とうらじぬのが演じることが分かった。
作・岡田惠和×演出・田村孝裕による新作書き下ろし第3弾となる本作は、結婚披露宴には呼ばれなかったにもかかわらず、二次会の幹事に抜てきされた男女4人が織り成すコメディ。
5年ぶりの舞台出演となる美村里江が演じるのは、新婦の会社同僚・四方田みどり。他の同僚は披露宴に出席したのに彼女は呼ばれず、二次会の幹事を務める。ストイック過ぎる反面、3度の結婚・離婚を繰り返し、自分でも「存在そのものが縁起が悪い」と思っている、シニカルそのものみたいな女性だ。
女優や雑誌モデルとして活躍めざましい内田理央が演じるのは、新婦の大学時代の友人・篠田花。大学の友人4人組が披露宴に呼ばれた中、自分だけが呼ばれず“二次会の人”なのが、納得できない。ツッコミがちでよくしゃべる。
ミュージカル作品から映像作品まで、幅広い分野で活躍する東啓介が演じるのは、新郎の会社の後輩・中内啓介。さわやかなイケメンだが圧倒的に軽い、いわゆる「いい奴」。独特なクイズが好き。
そして、演出も手掛けるなど、さまざまな角度から数多くの舞台に携わる佐藤アツヒロが演じるのは、新郎の田舎の幼なじみの一人・遠山信夫。無名の漫画家で屈折の嵐のような、ひねた男。やはり二次会から呼ばれ、しかも幹事ということに納得していない。好きなタイプは「俺のことを好きな人」。
初めて描いた作品「大家さんと僕」がシリーズ120万部超のヒットを記録するなど、漫画家としても活躍中の矢部太郎が今回、作画協力したのは、そんな信夫が描く作品。ひねくれた、相手にすると面倒くさい信夫らしさを浮き彫りにした漫画を描き、こちらも劇中で披露される。
そして、4人を二次会の幹事に任命した新郎役には、『ブラッシュアップライフ』『家政夫のミタゾノ』にも出演した山口森広。そして新婦役には、『階段下のゴッホ』『全裸監督2』(Netflix)に出演したうらじぬの。2人は“キャラ強め”な新郎新婦として劇中に登場し、4人の会話劇にスパイスを加える。
公演情報
「二次会のひとたち」
東京公演:2023年4月14日(金)~4月30日(日)紀伊國屋ホール
大阪公演:2023年5月6日(土)、7日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
作: 岡田惠和
演出: 田村孝裕
出演:美村里江、内田理央、東啓介、佐藤アツヒロ
チケット料金:全席指定 9,000円(税込)