『池上彰のニュースそうだったのか!! 特別編~意外と知らない地震のこと』(テレビ朝日系 午後8時~9時48分)が、9月1日(金)に放送される。
最近大きな話題となっているニュースから、今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースまで、池上彰が基礎から分かりやすく解説する『池上彰のニュースそうだったのか!』。
本日9月1日(金)は、1923年に発生した関東大震災からちょうど100年。そこで今回は、この節目の日にあらためて知っておくべき地震のことを、池上が徹底解説していく特別編を送る。
関東大震災とはどんな地震だったのか。震災をきっかけに日本はどう変わってきたのか。そもそもなぜ日本には地震が多いのか。基礎の基礎から詳しく説明していくほか、時間の経過とともに変わってきた地震や防災に関する知識を最新のものにアップデート。これまで常識だと思っていたことが、実はもう古いかも…。
そんな地震に関するあらゆる情報を、スタジオで伊集院光や菊池桃子、井戸田潤(スピードワゴン)、チャンカワイ(Wエンジン)、シュウペイ(ぺこぱ)、秋元真夏が学んでいく。
日本で「大震災」と名前がついているのは「関東大震災」「阪神・淡路大震災」、そして「東日本大震災」の3つ。この中で一番被害が大きかったのが関東大震災で、その経済損失は当時の国家予算のなんと約4倍、さらに犠牲者の数は東日本大震災の約5倍だったという。一体どれほどの地震だったのか、そして大きな被害を生んだ要因は何だったのか…。
池上によると、そこには3つの不運が重なっていたという。当時の映像とともに、その事実を知った菊池は「怖かったでしょうね…」と衝撃を受け、スタジオからは「うわうわうわ!」と言葉にならない声も上がる。さらに、この震災をきっかけに「グラっときたら<火の始末>」「地震だ!火を消せ!」という言葉が生まれたのだが、最近この言葉はあるものに変わった。
池上から回答を求められたシュウペイは、横浜市港北区の防災大使を務めているそうで「答えられないと、マジでヤバいですからね」と言いつつ答えを出すが、果たして正解できるのか。そして現在ではどんな言葉に生まれ変わったのか。
番組では、関東大震災をきっかけに誕生した意外なものも一挙紹介。今では当たり前に使っているものや目にするものばかりで、その中には公園やイチョウ並木も。さらには、生活スタイルにも大きな変化が生まれたというが、何がどのように変わっていったのか。また、その背景にはどういった事情があったのか。ほかにも、阪神・淡路大震災や東日本大震災をきっかけに誕生した意外なものなども明かされ、池上から語られる事実の数々にスタジオ一同は驚きの連続。
実は、世界で起こる地震のうち、約10%は日本周辺で発生しているという。なぜ日本はこんなに地震が多いのか。地震はプレートの境目でよく起きており、その境目が日本付近に多くあるからだということはよく知られているが、それに加えてある理由から日本は地震が多いそう。
池上は、そんなプレートが原因の「プレート堺界型地震」のメカニズムを解説するほか、プレート境目ではなく内陸部にできる断層が原因で起こる「内陸型地震」も解説。さらに、知っているようで説明できない「震度」と「マグニチュード」の違いなど地震に関するあらゆる知識を学び、もしも今地震が起きた時のために知っておきたい、イマドキの地震対策の取り組みも紹介する。
そして、近い将来日本で必ず起こると言われているのが「首都直下地震」と「南海トラフ巨大地震」。発生する確率はどのくらいなのか。また、起こってしまったら日本の被害はどのくらいになるのか、その気になる最新情報も紹介する。そもそも「首都直下地震」の「首都」とはどこなのかを問われた秋元は「東京だと思っていました…」と戸惑うが…。
さらに、過去の震災において、関東大震災では「火災」、阪神・淡路大震災は「倒壊」、東日本大震災では「津波」が大きな被害をもたらしたが、首都直下地震や南海トラフ巨大地震ではどんな被害が想定されるのか、その驚きの予測が明かされる。さらに、これらの震災が起こった際にもたらす、そのほかの危機とそれらに対して進められている対策も解説する。
番組情報
『池上彰のニュースそうだったのか!! 特別編~意外と知らない地震のこと』
テレビ朝日系
2023年9月1日(金)午後8時~9時48分
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