Sexy Zoneのメンバーとして活動する松島聡の自身初となる個展「松島聡 コ。展」（よみ：まつしまそう こてん）が、本日9月27日（水）より表参道ヒルズ スペース オーで開催される。
展覧会タイトルの「コ。」には、自分らしさ＝【個（“コ”）】として表現を詰め込み、【心（“コ”コロ）】の目で感じてもらえる展示にしたい、という本人の想いが込められており、展示では現在時点での「自分らしさ」の形として、マネキンをモチーフにした作品を中心に、照明から香りまで会場全体を使ったインスタレーションとして表現している。
本展に向けて松島が最初に手掛けた、対照的にレイアウトされた2体のマネキンと、それを彩る“黒と白”の花やレース、ビジューなど、さまざまなマテリアルで構成された作品である「光と影」や、複数のキャンバスアートが組み合わされたインスタレーション作品「深淵からこんにちは。」など、多様な作品が展示されている。
開催前日の9月26日には本人登壇による会見が行われ、あらためて完成した作品と展示会場について「自分の理想としているものを少しずつ形にしながら、スタッフの皆さんと一緒に作り上げてきたものがやっと完成して、心の底から自信をもった作品をお届けできるかなという想いでいます」と語った松島。
今回の展覧会に向けて手探りの中で行われてきた作品作りに関しては「マネキンに直接装飾しているので何度も作り直したものもありました。マニュアルがない中、一つずつその都度考えながら作ってきたので、その中で課題も生まれましたし、今回を経てさらにクオリティーの高い作品を作りたいという次への目標も見えてきました」とその制作にまつわるエピソードを紹介した。
展覧会を通して用いられている白と黒のモノトーンを使った表現については「いろいろなものが持つ二面性について、どちらが正しいという白黒つけないといけないという固定概念にとらわれずに、どちらもがもつ良さに目を向けて柔軟に捉えてほしい」というその背景を明かしたほか「自分を中心に“自分のこれを見て”というのを作品に出すというアプローチもあると思うのですが、そうではなくて、ファンの方をはじめ初めて作品を見た方がどう思うかというところまで想いを馳せながら作品を作りました」と語った。
そして、最後に開催への意気込みとして「見に来てくださる方のそれぞれの視点で、視覚的な部分だけでなくココロの目で作品を感じ取っていただいて、何かを思うきっかけなってくれるとうれしいです」と締めくくった。
なお、作品の展示はもちろん、会場内に併設された特設ショップでは、松島が自ら企画立案やデザイン監修に携わった個展ならではのオリジナルグッズを販売している（グッズラインナップの一部はオンラインショップでも取り扱いあり）。
さらにオンライン配信版の「コ。展」開催も決定。松島本人のナビゲーションによる展覧会の紹介が行われるほか、作品制作や会場施工の様子などもドキュメンタリー的に紹介される予定となっている。詳細はおって展覧会公式HPで発表される。
松島聡 コメント
◆個展開催に向けて
いよいよ個展がスタートしますが、初めての経験ということもあり、楽しさやワクワク感を抱きつつ、一方で、正直不安もあります。僕が作った作品をお客様がどういうふうに受け取ってくれるのか？ 今はその想いの受け取り方がすごく気になっていますね。とても前向きなメッセージを込めた内容になっているので、ご覧になった方々に何かを感じていただけたらうれしいです。
今回創作した作品は、何度も修正を加えてブラッシュアップしてきたもの。自分でも想像以上のものが出来上がっていると思いますし、過去に手がけた作品に自信を持てなったこともあったので、こうやって形になったものを見渡すと、自信を持って満足できるものが完成したと思います。
今回、個展という機会をいただけたことがうれしかったですし、この経験を通して学んだことはグループ活動や他のお仕事にも生かしていけるはず。スタッフの皆さんと話し合いを重ねて、一緒に手を動かした中で得たものも大きいです。これからも、アートに限らず、さまざまなもの作りに挑戦していきたいと思いました。たくさんの方々のお力添えあってのことなので、それも含めてあらためて感謝しつつ、今後につなげていきたいと思っています。
松島聡
開催概要
「松島聡 コ。展」
会期：2023年9月27日（水）～10月15日（日）（計17日間）
※10月4日（水）、10月11日（火）は開催なし
開館時間：午前11時30分～午後8時（時間指定入場制／最終入場：午後7時）
会場：表参道ヒルズ スペース オー（東京都渋谷区神宮前 4-12-10 表参道ヒルズ 本館 B3F）
チケット：2,200 円（税込）
主催／企画制作：JAMS&CO 合同会社
協力：ジャニーズ事務所／Top J Records
公式サイト：https://ko-exhibition.jp/
公式X：@KO_exhibition
◆主要作品紹介
「光と影」
本展の本格的な企画始動に向けて、松島が最初に手掛けた作品。
対照的にレイアウトされた2体のマネキンは“黒と白”の花やレース、ビジューなど、さまざまなマテリアルで彩られ、繊細な儚さの中にも、どこか力強さが表現されている。天井からはモノトーンの花が無数に降り注ぎ、鑑賞者にさまざまな感情を想起させる。
「深淵からこんにちは。」
幅5ｍ、高さ3ｍ20㎝、奥行き2ｍ50㎝の空間に、29枚のキャンバスアートをランダムにレイアウトした大型作品。松島は、アトリエでキャンバスアートを1枚ずつコツコツと作り込んできたが、本展施工に立ち合い、最終的な仕上げ作業を会場にて行った。
立体的な造作が施されたキャンバスからは“黒と白”の無数の糸が垂れ下がり、鑑賞者を圧倒するエネルギーに満ちている。
●会場には合計76体のマネキンを使用した、さまざまな作品が展示されている。松島はマネキン作品の創作だけでなく、テーマに応じて「作品をどう見せるか？」の空間演出・構成にも携わり、何度も打ち合わせを重ねて自らの表現を研磨してきた。さらに、作品に添えているキャプションも、全て松島本人が書き下ろしている。
◆オンライン配信版の「コ。展」開催決定
本展のチケット発売前から「全国各地でも開催してほしい」という多くの要望が寄せられたことから、Johnnyʻs net オンラインにて、配信版の「松島聡 コ。展」の実施が決定した。
松島が自ら作品解説しながら個展会場内をナビゲートするほか、創作や施工などの裏側に迫った、ここだけでしか見られないドキュメント映像盛りだくさんの構成にて届けていく。
「松島聡 コ。展」を初めて鑑賞する方はもちろん、実際に個展を訪れた方も新たな発見とともに楽しめる内容となっている。
＜配信サイト＞
Johnnyʻs net オンライン：https://online.johnnys-net.jp/
＜配信日時＞
2023年11月上旬予定 ※詳細は決定次第、公式サイトにて発表
◆オリジナルグッズ
松島が企画立案やデザイン監修に携わった、個展ならではのオリジナルグッズたち。
キービジュアル撮影カットから鮮烈な肖像を切り取った「アートカード」、日々の発見や大切な思い出を書き留めておく際にオススメの「ハードカバーノート」「ボールペン」など、多彩なラインアップとなっている。さらに、個展会場に漂うローズの香りをご自宅でもお楽しみいただける「アロマディフューザー」は、会場限定のスペシャルアイテム。
※個展会場内特設ショップのご利用はチケットをお持ちのお客様限定
※オンラインストアはどなたでもご利用可能
