内村光良がMCを務める『箱根駅伝 伝説のシーン表と裏 3時間SP』(日本テレビ系 午後6時~8時54分)が、12月30日(土)に放送される。
2024年に記念すべき第100回大会を迎える「箱根駅伝」。学生スポーツの大会にも関わらず、熱狂的なファンは数多く毎年、合計14時間を超える生中継は高視聴率を獲得している。
そんな「箱根駅伝」初のゴールデン特番で追求するテーマは、「なぜ箱根駅伝は、人々を魅了するのか?」。箱根駅伝をあまり見たことがない視聴者の方も「見れば箱根駅伝の魅力が分かる」シーンや説のシーンを、レース映像&裏側のドキュメンタリーで紹介する。
その魅力を初代中継スタッフは、「箱根駅伝はレースと呼ぶにはあまりに人間くさい」と表現。一本のたすきをつなぐため青春の全てをかける学生たちが織りなす「箱根駅伝」。その“人間くさい魅力”を、箱根駅伝の創始者・金栗四三と同じ熊本県出身の内村がお茶の間に届ける。
内村が最も印象に残っていると語るのが、1年生にして5区の区間新記録をたたき出し、“新山の神”となった柏原竜二。ところが4年生の箱根駅伝を前に東日本大震災が…。福島出身の柏原は、故郷の悲惨な状況に心を痛めた。
故郷の役に立ちたいと考え、箱根駅伝を前に「福島駅伝」へ異例の出場。募金活動に参加するなど、復興支援を行った。そんな柏原が最後の箱根駅伝で見せた伝説的な走りには、どんな「裏」のエピソードがあるのか。スタジオ出演する柏原本人と共にひもといていく。
第78回大会(2002年)に出場したのが、金髪&サングラス姿の徳本一善(法政大学)。天才ランナーとして大会ナンバー1の注目選手だったが、2区を走り始めて5キロ過ぎ、右脚肉離れ…。監督は何度も止めようとするが、徳本は足を引きずりながら走り続けた。
しかし、痛めた足で走り続けることはできず、棄権。1区スタートから28.6キロ、史上最速の棄権となった。失意のどん底にいた徳本を救った父の言葉、伝説的シーンの「裏」には今だから明かせる衝撃のエピソードがあった。
2009年、城西大2年の石田亮は低血糖症で無念の途中棄権。母校のたすきを途切れさせてしまったことにショックを受けていた。青森で暮らす母との電話。落ち込む息子に、母がかけた言葉とは。
さらに、「箱根駅伝100年に1度の事件簿」と題し、「警備中の警察官が箱根駅伝の魅力に興奮!翌年、警察を辞めて箱根駅伝ランナーに転身」「記念すべき第1回大会・5区の山道が暗闇にたいまつで夜道を照らして大会を実現した」「史上最多!箱根駅伝を“8回”走った男」「レース中…突然、出現した犬と一緒に走って区間新記録」「走っている途中に突然立ち止まり、靴を脱ぎ捨て…裸足で区間新記録」など、箱根駅伝100年の歴史の中で起こった珍しいシーンを関係者の証言や再現ドラマで描く。
そして、箱根駅伝を愛する有名人がインタビュー出演も。萩本欽一は73歳で合格した駒澤大学を熱く応援。選手とは学食を一緒に食べるほど友達に。大八木弘明監督(当時)からの依頼でスペシャルサポーターとなり、選手を激励した。
久石譲は、2009年から使用されている『箱根駅伝』中継テーマ曲「Runner of the Spirit」を作曲。「オープニングはこれから走る高揚感を、エンディングは感動を伝えるものにしたい」という久石が曲に込めた思いとは。ほか、箱根駅伝ファンの有名人も登場予定。内村のコメントは下記に掲載。
内村光良 コメント
毎年、『箱根駅伝』はテレビで観戦していますし、予選会も見ています! 一番印象に残っているのは東洋大学の柏原竜二選手です。
(初代・山の神と呼ばれた)今井正人さんから始まり、その後、山上りで本当にすごかったのを毎年、見ていました。スタジオにゲストで出演すると聞いて、「まさか柏原選手に会えるとは!?」と思いました。収録を楽しみにしています!
番組情報
『箱根駅伝 伝説のシーン表と裏 3時間SP』
日本テレビ系
2023年12月30日(土)午後6時~8時54分
箱根駅伝番組公式HP: https://www.ntv.co.jp/hakone/
箱根駅伝番組公式X(旧Twitter)&Instagram: @hakone_ntv
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