『SUZUKIスポーツスペシャル 2023富士山女子駅伝』(フジテレビ系 午前9時55分~午後0時40分 生中継)が、12月30日(土)に放送される。
静岡県富士市・富士宮市で行われる本大会は各大学がシーズンの集大成として挑む大会。10月の「全日本大学女子駅伝」とともに、大学女子二大駅伝として注目される大会で、男子大会における「箱根駅伝」のような位置付けだ。出場する学生にとっては同じメンバーで出場する最後の大会。それぞれのゴールを目指して、24チームが思いを込めて、タスキをつなぐ。
戦いの舞台は、世界遺産・霊峰富士の麓。富士山の傾斜が生み出す激しいアップダウンや海沿いの強烈な海風、最終区間には高低差169メートルの坂があり、いくつもの試練が待ち受ける、美しくも過酷な全7区間43.4キロ。今年も大本命は絶対女王の名城大学。10月の全日本大学女子駅伝では大会7連覇を果たしており、今大会では“6年連続の学生女子駅伝2冠”の偉業達成を懸けて挑む。
そんな最強チームに待ったをかけるのは、今年の全日本大学女子駅伝でトップの名城大と、計測上同じ52秒差の2位でゴールした大東文化大学と、3位の立命館大学。大東文化大は最強留学生ランナー・ケニア出身のサラ・ワンジル(1年)を擁し、悲願の初優勝を狙う。
過去に5連覇を達成している立命館大学は注目の姉妹ランナー、村松灯(3年)、村松結(2年)らの実力者をそろえ、2017年以来の復活優勝に燃える。
また、2021年大会ではエース区間で10人抜きを達成し、まさに異次元の走りで鮮烈な富士山デビューを飾った不破聖衣来(拓殖大3年)が、2年ぶりのエントリー。昨シーズンは故障に苦しんだヒロインが、1年2カ月ぶりのレースでどんな走りを見せてくれるのか、期待が高まる。
ゲスト解説は、今年10月に行われたパリオリンピックのマラソン代表選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で見事優勝し、オリンピックのマラソン女子代表に内定した鈴木優花選手(第一生命グループ)。大東文化大学の出身で、強豪チームのエースとして大学女子駅伝界で活躍してきた選手の一人だ。
鈴木選手が大学4年間で一番印象に残っているレースの一つとして挙げるのが、最終学年で走った2021年の富士山女子駅伝。最長のエース区5区で10人抜きの快走を見せ、チーム順位を3位に押し上げた。この富士山女子駅伝から世界の大舞台へと羽ばたく鈴木選手が、中継の解説に初挑戦。
母校の後輩や共に戦ったライバル選手の裏話、実際に走ったものにしか分からないレースの難しさや勝負のポイントをフレッシュな視点で解説する。
なお、『富士山女子駅伝』を今年もTVerにてライブ配信。スマートフォン、タブレット、パソコンでも中継を楽しむことができる。また、今年もプレゼントが当たるデータ放送内ゲームを実施。放送中にテレビのdボタンをプッシュすると「ガチャムク駅伝」が楽しめる。さまざまな障害物を避けて前を走るランナーを抜き、中継所とFINISHを目指すゲーム。クリアして豪華賞品をGETしよう。
番組情報
『SUZUKIスポーツスペシャル 2023富士山女子駅伝』
フジテレビ系
2023年12月30日(土)午前9時55分~午後0時40分(生中継)
配信:TVer同時生配信
<出場予定 全24チーム>
名城大学
大東文化大学
立命館大学
城西大学
日本体育大学
大阪学院大学
関西大学
東北福祉大学
玉川大学
順天堂大学
東京農業大学
拓殖大学
中央大学
大阪芸術大学
東洋大学
筑波大学
亜細亜大学
中京学院大学
関西外国語大学
城西国際大学
神戸学院大学
立教大学
全日本大学選抜
静岡県学生選抜
<放送センター>
解説:増田明美
ゲスト解説:鈴木優花(第一生命グループ)
実況:竹下陽平(フジテレビアナウンサー)
<第1放送車>
解説:高橋尚子
実況:森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
<第2放送車>
解説:金哲彦
実況:酒主義久(フジテレビアナウンサー)
<第3放送車(バイクリポート)>
上中勇樹(フジテレビアナウンサー)
<MC・インタビュー>
佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
<中継所実況>
松下翔太郎(テレビ静岡アナウンサー)
伊藤大悟(東海テレビアナウンサー)
西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)
勝野健(フジテレビアナウンサー)
小田島卓生(東海テレビアナウンサー)
<リポート・インタビュー>
松﨑涼佳 (フジテレビアナウンサー)
<ナレーション>
花澤香菜
©フジテレビ