秋元康プロデュースグループ・SHOW-WAによる「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」が3月30日(土)に開催された。
神田愛花をNHK紅白歌合戦に連れて行くため、紅白出場を目指して『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分)で毎日生歌唱を行っているSHOW-WA。3か月間、毎日『ぽかぽか』でパフォーマンスをしてファンを増やし、イベントにファン1000人を集めるという課題がアドバイザーの古坂大魔王から出されていた。
イベント当日、集まったファンの人数は2156人。目標の1000人を大きく上回る結果となった。イベントが始まり、集まったファンを見たSHOW-WAメンバーの目には涙が。リーダーの寺田真二郎は「本当にありがとうございます。メンバーからは感情がないタイプと言われていますが、今日は感情があふれ出そうです」、井筒雄太は「幕が開く瞬間に皆さまのお顔が見られて本当にうれしかったです。今日は感謝の気持ちを皆さまに全力でお伝えします」と心境を明かした。
塩田将己は「僕らは本当にまだまだですが、一度諦めかけた夢の続きを見せていただきありがとうございます」、向山毅は「今日は朝からドキドキソワソワしていて、幕が開く前から感情がすごく出ていました。僕は泣き虫なんですけど…。3か月応援してくださって本当にありがとうございます」とそれぞれ涙ぐみながらコメント。山本佳志は「今、夢を見ているのかなと思うくらいの状況です。今日が近づくにつれてどんどん緊張感が増していって。今まで生きてきた中で今が一番最高な瞬間です。ありがとうございます」と感謝を述べた。
そして青山隼は「3か月毎日不安でした。ほとんど眠れない日もありましたし、どうすれば人が増えていくのかな、とメンバーともたくさん話し合いました。画面越しで見てくださった方もそうですが、寒い日でも風が強い日でも『ぽかぽか』の生放送に来てくださった方は、ずっと僕らのことを待ってくださっていて。強風で、外でパフォーマンスができないときでもずっと待っていてくださっていた皆さまの心、愛を僕らは受け取っていますし、何かできないかなといつも考えていました。そしてこのような素晴らしい環境でのチャンスをいただけて、『ぽかぽか』スタッフの皆さまには本当に頭が上がりません。今日は全力で皆さんと楽しみながら、僕らが今までやってきた全てを皆さまに届けたいと思います」と語った。
イベントには、アドバイザーの古坂大魔王と番組MCの神田愛花も駆けつけ、神田は「私の母もSHOW-WAのファンになってしまいまして。頑張る姿が心を打ちますよね。つっつん(井筒)はテレビの裏方(技術スタッフ)を経験されているので、朝早くからスタッフさんの動きをサポートしてくれていて。みんなで一丸になって頑張るんだぞというのがすごく伝わってきました」と感動していた。
さらに、目標の1000人を達成したご褒美として、4月以降も『ぽかぽか』での生歌唱の継続が決定。一同が手をあげて喜ぶ中、寺田は「本当にスケジュールが白紙だったんですよ」と驚いた様子を見せた。
イベントでは、秋元が作詞を担当した「君の王子様」のほか、『ぽかぽか』水曜日恒例だったカバー曲からメドレーで「真赤な太陽」「め組のひと」「恋のダイヤル6700」「亜麻色の髪の乙女」を披露。
また、木曜日に放送されていたヴォーカルディレクター・菅井秀憲先生の熱血歌唱レッスンの課題曲から「硝子の少年」(寺田&井筒)、「あの鐘を鳴らすのはあなた」(塩田&山本)、「SAY YES」(向山&青山)をそれぞれ歌唱。そして再び全員で、ダンス指導を務めた仲宗根梨乃先生、50(FIFTY)先生が振り付けてくれた「狙いうち」、そして「DESIRE -情熱-」を披露し、最後に「君の王子様」をフルでパフォーマンス。会場は大盛り上がりで幕を閉じた。
SHOW-WA インタビューコメント
◆イベントを終えた今のお気持ちをお聞かせください。
塩田将己(まさきち):今日、2156名の方々が集まってくださって。今までの僕の人生の中で、こんなにたくさんの方々の前で歌うことってなかったんですね。だから夢を諦めかけていたときに、「夢をあきらめるな!オーディション」に出会って、こうして今、この景色を見られている。そしてそれをメンバーと、スタッフの皆さんと、共に分かち合えている。ですから、長い時間をかけて応援してきてくれたファンの方々には、もう感謝の気持ちしかなくて。これからはその恩返しができるように、もっともっと必死に頑張らなきゃいけないなって思いますし、やっと今日、スタートラインに立てたので、ここからさらに気を引き締めていきたいと思っています。
寺田真二郎(しんちゃん):目標が達成できたのは、やっぱり『ぽかぽか』に毎日出演させていただいていることで、たくさんの方が僕たちを知ってくださった、ということが一番大きいと思います。そしてさらに、1000人(集客)を達成しようということで、ファンの皆さまがいろんなところで拡散してくださったりとか、いろんな応援をしてくださったからこそ達成できたんだとも思います。決して僕たちが頑張ったとかじゃなくて、皆さんが頑張ってくださった結果だと思っております。
井筒雄太(つっつん):本当に、今日に至るまですごくいろんな意味でドキドキしていたんですけれども、幕が開いた瞬間、目の前に1000名のお客さまがいらっしゃるのを見て、そして最終的に1000人を超えて2156名の方々が来てくださったということで、皆さまの存在の大きさをより肌で感じることができた1日でした。「今日来たかったけど、来られなかった」という方も、SNSで応援してくださっていて。もっともっといろいろ活動を広げていって、全国の皆さまに恩返しができるような、そしてもっともっと皆さまに寄り添えるような、そんなグループになりたいとあらためて思った1日でした。
山本佳志(けーしー):本当に率直に、楽しい時間でした。あっという間に過ぎました。始まる前は、緊張がすごくて…緊張というか、そわそわというか、独特の空気感の中、開演まで過ごしたんですけれども、幕が開いてからは、あっという間の3回公演で、お客さまからたくさんのエネルギーをいただきましたし、スタッフの皆さまの愛情も感じました。今までやってきたことが実ったのかなって、少し自信がつきました。すごく楽しかったです!
向山毅(たけちゃん):僕たちは、まだメジャーデビューもしていないグループで。そんな結成してまだ間もないグループが、こうやって『ぽかぽか』という番組に3か月も毎日出演させていただいて、生歌唱させていただいたり、特集を組んでくださったり、SHOW-WAのためにいろいろと動いてくださったスタッフさん、そしてそれを見て僕たちを応援してくれるようになったファンの皆さん、本当にたくさんの方々が僕たちに今日みたいな機会をくださったんだと思うし、すごく恵まれた環境でやらせていただいたと思っています。4月からもまた出演させていただけることが決定したので、より気を引き締めて、今の自分たちに甘んじることなく、もっともっと頑張っていきたいと思っております。
青山隼(じゅんじゅん):1月8日から『ぽかぽか』に参加させていただきまして、番組の中で、いろいろな目標ですとか、テーマを決めていただきました。そこに毎日向き合える環境があったということは、僕たちにとっては高いハードルではあったんですけども、そこを乗り越えるための自分たちの気持ちやチームワークなど、いろんなことを学ばせていただきました。この3か月、ある意味で試されていたところもあると思いますが、番組を通じて僕たちが気づかなきゃいけない点、学ばなきゃいけない点を、たくさん気づかせていただきました。『ぽかぽか』のスタッフの皆さん、SHOW-WAのマネジメントの皆さん、本当に全員が、僕らに対して愛をもって接してくださったこの3か月間。今日の人数だけで測れることではないんですけど、それが2156人という結果に表れたのかなと思っております。僕らの頑張りというよりも、本当に周りの方たちが僕らのためにどれだけ動いてくださったか。その思いに応えるために僕たちは今日この場でお返しするんだ、表現するんだ、とずっとメンバーで話していました。たくさんの方に集まっていただけて、本当に人生の中で一番の思い出になりましたね。一つの目標は達成できたかもしれませんが、僕ら自身はまだ何も成し遂げていないと思っています。4月からまた出演させていただきますが、慢心せずしっかり足元を見て、もっともっと成長できるように、お互いに鞭を打ち合いながらやっていきたいと思います。
◆今日一日で一番印象に残った光景は?
寺田:4月からまた『ぽかぽか』に出演させていただけることが発表されたとき、僕たちと同じテンションで、お客さまも飛び上がって喜んでくださって。僕はその光景がすごく印象に残っています。本当に皆さん、僕らと同じ気持ちでいてくださったんだなということが分かった瞬間でした。
向山:あとはやっぱり、2156人という人数を発表した瞬間ですね。お客さまも、「今日は何人来てるんだろう?」とドキドキしていたと思うし、僕らももちろんそうでした。それをみんなで喜び合えた瞬間はものすごくうれしかったです。
山本:泣いてらっしゃるお客さまもいて、その姿を見て、また僕らも涙が…(笑)。あと、幕が開いた瞬間の光景もやっぱり忘れられないですね。あんなにたくさんのお客さんが集まってくださっているのを見るのは初めてなので、本当に身震いしました。
◆この3か月間、最も忘れられない出来事は?
山本:いやもう、思い出がありすぎて…。
一同:(笑)。
向山:初日は43名から始まって、その週のうちに17名になって。で、最後の週は584名という…もう一日一日、全部鮮明に思い出せるぐらいなんですけど。でもやっぱり、常にお客さまが来てくださっていたっていうことは大きいですね。
塩田:そうですね、どんな日でも、0人の日がなかったじゃないですか。強風だったり、雪だったり、めちゃくちゃひどい天気の日もあったんですけど、0名の日がなかった、絶対に誰かが来てくださっていたっていうのは、一番の思い出ですね。
向山:確かに毎日、天気のことばかり気になってたんですよ。
青山:てるてる坊主を作ったり(笑)。
山本:この3か月、人生で一番天気予報を見たと思います(笑)。「雪降るんだったら、土日に降ってくれ!」とか言いながら(笑)。
青山:あとはやっぱり、(ヴォーカルディレクターの)菅井秀憲先生と、(ダンスエイターテイナーの)仲宗根梨乃先生、50(FIFTY)先生のレッスンかな。歌やダンスも勉強になったけど、人としての何か、“自分自身も知らない自分がいるんだよ”ということを気づかせてくれたというか。自分は見えていないけど、自分のいいところがちゃんとあるんだということに気づけたような気がします。みんなめっちゃ悩んだもんね?(笑) でも、それがあったからこそ、今日のペアで歌った楽曲も、何かしらお客さんに響いたのかなと思うし。まだまだですけど。
向山:そういう意味では、この3か月で、6人の関係もだいぶ深まりましたね。
塩田:確かに、3か月前と今では全然違いますね。3か月前は、気を使い合って、遠慮のかたまりでしたね。仲は良いんですけど、意見を言い合うとかは一切なかったし。
寺田:言い合いになりそうになると、なんとな~く避けてるような(笑)。
山本:たぶんこう思っているんだろうな、だから自分はこうしておこうかな、みたいなのが全員にあったんですよ。やっぱり平均年齢35歳になると、どこか遠慮があって。それを『ぽかぽか』に取っ払っていただいたっていう感じです。
◆最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
塩田:4月から、またみんなに会える環境ができて本当にうれしいですし、その環境を作ってくださったのは、紛れもなくファンの方々、そして『ぽかぽか』のスタッフの方々だと思います。僕らはただ、本当に練習していただけなので。4月からは、ファンの方々にまた違ったSHOW-WAをお見せできるんじゃないかなと。僕たちも頑張ろうと思っています。僕らも楽しみですし、みなさんも楽しみにしていてください。
寺田:4月からまた再びお客さまと会えるのをすごくうれしく思っています。目標は、やっぱり神田愛花さんを紅白に連れていくことなので、その目標に向かってさらに進んでいきたいと思います。
井筒:また皆さんの前で歌わせていただく機会をいただけたということで、『ぽかぽか』のスタッフの皆さまに感謝するとともに、ぜひ多くの方々に僕たちを見ていただいて、元気になっていただきたいなと。もっともっとパワフルになった僕たちの姿を見ていただきたいと思っております。
山本:やはり、今回一つの目標を達成できたということで、ハードルは上がると思います。なので僕たちも、今までと同じことをしていてはだめだと思うので、よりいっそう気を引き締めて。そしてまた3か月間、天気予報とにらめっこしながら(笑)、頑張らせていただきたいなと思います。そこは僕らよりもむしろスタッフの皆さんが大変だと思うんですけど(笑)。
向山:これまでとはまた違ったチャンスをいただけたと思っています。今回は、イベント1000人集客達成できるか、ということだったんですけど、次はどういうミッションが待っているのか…ミッションがあるのかどうかも、まだ分からないんですけども(笑)。でも、覚悟はできていますし、僕たちはもともと「夢をあきらめるな!オーディション」で結成した、がむしゃらにやっていくグループなので、4月からも新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。
青山:今日、古坂(大魔王)さんが「やっとスタートラインに立てたね」とおっしゃっていたんですけど、まさにその通りだなと。本当に僕らはまだ何も成し遂げていないので、やっぱりそこはしっかり先を見据えて、自分たちに何ができるのか。今までと変わらずではあるんですけど、そこはしっかり考えていきたいなと思います。そうしないと、ちょっとした隙だったり、慢心だったりが出てきて、せっかくまとまってきたものが分解してしまう。その可能性は本当にあると思っているので、気を引き締めていかなくちゃいけないなと。今日みたいにたくさん声援をいただけているのは光栄なことですが、僕らは僕らで、自分たちの軸をしっかり持ちながら。先ほども言ったように、メンバー間でだいぶ言い合える仲になったので、ときにはシビアに厳しく言い合って、喜んで、悲しんで、悔しがって、という喜怒哀楽の感情を持ちながら、日々過ごしていきたいなと思います。
番組情報
『ぽかぽか』
フジテレビ系
毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/pokapoka/
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