岡田准一とケンドーコバヤシがMCを務める武術トークバラエティ『明鏡止水 武の五輪』(NHK総合 毎週水曜 午後11時~11時29分)が、5月22日(水)スタート決定。両名からコメントが到着した。
武術トークバラエティ『明鏡止水』の新シリーズ「武の五輪」が、レギュラー番組として毎週水曜夜11時に放送決定。武術の心得がある岡田准一と格闘技通のケンドーコバヤシがMCを務め、武術の達人たちに加えて今回はオリンピックスポーツのトップアスリートたちが参戦。熱いトークと神業を披露する。なお、今回のシリーズは「運動」を原点から最先端まで幅広く捉え直すとともに、オリンピックの格闘競技の数々を武術ならではの身体操作の視点でひもとく。
第1回のテーマは「二足歩行を極める」。我々は正しく歩けているのか、そもそも正しい歩き方はあるのか。武士や忍者の歩法、ナンバ術、そして競歩…と、人間の運動の原点である歩き方を深掘りする。さまざまな身体操作法にもとづく歩き方を知ることで、人が毎日必ずする「歩く」という運動がワンダーランドに思えてくるだろう。出演は古流剣術の赤羽根大介と若尾洋子、真田忍軍の末裔・伊与久松凬、400mハードル日本記録保持者・為末大、ナンバ術の矢野龍彦、タレントの秋元真夏。
そして、第2回のテーマは「極めるを極める」。柔道で最近注目の固め技をさまざまな武術の視点で深掘りする。出演は柔道五輪金メダリストの野村忠宏、松本薫、漫画「刃牙」のモデルで格闘家の平直行、大東流合気柔術の近藤昌之、柔道家のドンマイ川端。前週に続いて、秋元も登場する。
第3回以降は「テコンドー」「ボクシング」「フェンシング」「アーチェリー/馬術」「レスリング」「スポーツクライミング/ブレイキン」を取り上げる予定で、武の達人とトップアスリートとの手に汗握る競演から目が離せない。
発表に当たり、岡田は「今回のシリーズはオリンピックのトップを目指す人たちと、武の先人たちの技がつながり合って、お互いにリスペクトして帰っていかれるのが面白いですし、僕も勉強になっています。よく出てくださったなという“達人”の方ばかりなので、好きだという人にはたまらない番組になっていると思います」と。
ケンドーコバヤシも「見どころとして、うちの岡田“師範”がニヤニヤしている瞬間があるんですよ。自分の中で、姿勢とか骨盤とか何か体の使い方の理論がつながった時なんでしょう。そこを見逃さないでください!」とアピールを寄せた。コメント全文は下記に掲載。
岡田准一 コメント
『明鏡止水』にこれまで3年出演させていただき、どこに行っても「岡田と言えば武術の人」という話が通りやすくなりました。武術という先人たちの可能性への挑戦をひもとく、娯楽番組だけど教育番組にもなっていると思います。戦いという表現をとってはいますが、最大の力を出す体の使い方だったり、周りとどう生きるかとか、周りを尊敬するとか、今の時代にもつながるいろいろな強さ、知恵のアウトプットなんです。今回のシリーズはオリンピックのトップを目指す人たちと、武の先人たちの技がつながり合って、お互いにリスペクトして帰っていかれるのが面白いですし、僕も勉強になっています。よく出てくださったなという“達人”の方ばかりなので、好きだという人にはたまらない番組になっていると思います。
ケンドーコバヤシ コメント
いずれ海外で大ヒットするコンテンツですよ、これはおそらく。番組タイトルロゴが素晴らしいんですが、これを見て古武道とかを扱う堅苦しい番組と思われるかもしれない。でも、どこかで隠れているんです。武人たちのかわいさが。伝説の柔道の方も出ておられるし、スポーツや近代格闘技も全然出てくるし、興味がある人はどこからでも入ってこられる番組になっていると思います。見どころとして、うちの岡田准一“師範”がニヤニヤしている瞬間があるんですよ。自分の中で、姿勢とか骨盤とか何か体の使い方の理論がつながった時なんでしょう。そこを見逃さないでください!
番組情報
『明鏡止水 武の五輪』
NHK総合
2024年5月22日(水)スタート
毎週水曜 午後11時~11時29分
出演者:岡田准一、ケンドーコバヤシほか
語り:大塚明夫
番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/M31M355Q4M/