上田晋也が『24時間テレビ47』で総合司会 羽鳥慎一&水卜麻美アナとタッグ チャリティーランナーはやす子「見た人に元気を与えられるように頑張りたい」

エンタメ総合
2024年07月17日
左から)羽鳥慎一、やす子、上田晋也、水卜麻美アナ

8月31日(土)、9月1日(日)に放送される『24時間テレビ47』(日本テレビ系 午後6時30分~翌日午後8時54分)の記者会見が実施され、上田晋也(くりぃむしちゅー)が羽鳥慎一、水卜麻美アナと共に総合司会、チャリティーランナーをやす子が務めることが発表された。

今年のテーマは「愛は地球を救うのか?」。約半世紀の間、変わらず使われてきた「愛は地球を救う」というテーマの意味とチャリティーの本質を、改めて見つめ直すという決意が込められている。

そんな新たな『24時間テレビ』の意気込みを問われた羽鳥慎一は「今年はリスタートという思いでやっていきたいなと思います。いろいろな状況がありましたので、厳しいお言葉をいただくこともあるのかなと思いながらも、笑顔で明るくやっていきたいと思います」と。

水卜麻美アナは「これまでチャリティーにご協力くださった皆様、そして支援を受け取ってくださった皆様の思いをつないでいけるように、誠実に取り組んでいきたいと思っています。そして、せっかく見てもらうなら、みんなが笑顔になれるような24時間テレビにしたいと思います」と回答した。

水卜アナの意気込みを受けて、上田は「僕も同じように思います。今はつらくて笑顔になれない状況の方もたくさんいらっしゃると思うんですよ。 そういう人に思いを馳せながらも、楽しく、明るくお送りしたいなと。明るく楽しいものにこそ、人が集まってエネルギーが生まれると思っています」と語った。

また、『24時間テレビ』放送後、『Going! Sports&News』まで起きていられるか不安だと語る上田に、『24時間テレビ』でタッグを組んで10年目となる羽鳥と水卜アナがアドバイスをする場面も。

そして記者会見の後半では、チャリティーランナーを務めるやす子が登壇。今年のチャリティーマラソンは、新たに開設される「マラソン児童養護施設募金」への支援を募ることが発表された。やす子はチャリティーランナーを引き受けた理由には、これまでメディアで語らなかった自身の過去が関係していることを告白。

2歳の時に両親が離婚し、母子家庭で育ったやす子。母親は働き詰めだったものの、経済的に苦しく、食事も満足に取ることができない日も多かった。その後、山口県にある児童養護施設へ入所したやす子は、「こんな幸せな世界があるんだって思って。毎日3食ごはんを食べられる世界があるだと感動した」という。

その一方で、少ないお小遣いの中でやりくりしなければならなかったことや、施設の備品や自身の持ち物がぼろぼろになっても使い続けるしかないということもあった。そんな時に救いとなったのが、施設の前に匿名で届けられるランドセルや文房具だった。「物が贈られるのもうれしかったけれど、何よりも、自分たちのことを気にかけてくれている人がいることがすごくうれしいんですよ。私は1人じゃない、そう思えることが何よりもうれしかった」と。

そんな経験を経たやす子の、児童養護施設に恩返しがしたいという思いから始まった今回のプロジェクト。上田は「(児童養護施設で暮らす)子供たちの気持ちが分かるやす子が走るからこそ意味のある、説得力のあるマラソンだもんね」と背中を押した。

そして、今回のチャリティーマラソンでは新たな試みとして市民ランナーを募集する。市民ランナーは、スタートから数キロの距離をやす子と共に走り、チャリティーに参加することができる。

6月末からマラソンの練習を始めたというやす子は、「走っている時間はストレス発散になってすごく楽しい」と笑顔。そして「全国の児童養護施設の子供たちがより楽しく、明るく、生きてて楽しいなって思えるようなチャリティーマラソンにできたらいいなと思います。そして、見た人に元気を与えられるように頑張りたいです。全力で走りますので、よろしくお願いいたします」と締めくくった。

番組情報

『24時間テレビ47』
日本テレビ系
2024年8月31日(土)午後6時30分~9月1日(日)午後8時54分

開催場所:両国・国技館