加藤茶&高木ブーが「ザ・ドリフターズ展」開幕をお祝い!ザ・ビートルズとの共演、志村けんさんとのコントなど懐かしい思い出の数々に浸る

エンタメ総合
2024年07月18日
「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」オープニングセレモニー 左から)加藤茶、高木ブー

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」(7月18日(木)〜8月5日(月)東京・松坂屋上野店本館にて開催)のオープニングセレモニーが7月18日に開催され、加藤茶と高木ブーが登壇した。

2024年、日本が誇る国民的グループ「ザ・ドリフターズ」は結成60周年を迎える。音楽とコントに全力を注いだ5人による輝かしい歴史と笑いは今もなお時代を越えて受け継がれ、ドリフの魅力として日本中に笑いと感動を届けている。

「ザ・ドリフターズ展」では、結成初期のミュージシャンとしての活動や、コメディアンへと進化してからの数々の厳選コント、その後もマルチに活躍を広げたメンバー5人の軌跡を映像・音楽・数々の秘宝とともに紹介していく。

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」オープニングセレモニー 左から)加藤茶、高木ブー

このたび、オープニングセレモニーに加藤茶と高木ブーが登壇。オープンを記念して鏡開きを行った。展示されている数々の秘宝について加藤は「いろいろありましたけど、こんなにいっぱいあると思いませんでした。私たちに分からないように、ずいぶん儲けてたんだなと。かなりの売り上げだったんじゃないか」とジョークで会場を和ませた。

「若いときのものもあるんだよね」と懐かしむ高木に、加藤が「だって60年前だもんな、ギターとか」と語りかけると、高木は「あれはね、ビートルズと共演したときの。内緒の話だけど…もう売っちゃおうかなと思ってたの。でも(結局)大事にして」と告白しつつ「最近ずっと見てなかったから久しぶりに見たな」と感慨深げな様子。

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」オープニングセレモニー 加藤茶

加藤は「この話初めて聞きました。なんで秘密にしてたの(笑)。ずーっと見てたよね。(内覧している高木がギターの前から)動かないんだもんね。でも、今考えてみると大変だよな。ビートルズと一緒にやるなんて、月とスッポンだよ。なのに、ビートルズに会えなかったんだよ(笑)。すげー厳重で、俺たちが取り締まりされているみたいな…あれ、その時のドラムどこにあるんだろ。俺売ってないぞ!?」と思い出に浸った。

さらに、60年間で特に思い出に残っていることを問われると、加藤は「階段落ち」を挙げ、「これは志村(けん)と僕で、全部アドリブで作ったの。本番いきなりやっちゃおうと、ちょこちょこっと打ち合わせをして、それでやったらすっげえ面白かった。いい相方を亡くしました、本当に。俺がどんなにボケても必ずバチンとツッコんでくれるので、すっごい気持ちがいいんですよ。もうああいうコントはできなくなっちゃったね」と。

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」オープニングセレモニー 高木ブー

一方、高木は「全部」と即答。そんな高木に「一つあるじゃねえか。おでん屋さんのおでんの中から出てきたコント。あれは俺、一番笑ったんだよ」と、話しながら思い出し笑いをする加藤。高木は「俺は泳げないのに(笑)。苦しかったよね。しかも意外とね、そういうのが俺のところに回ってくるんだよ、セット(での撮影)でもそうだもんね」と振り返った。

また、世代を超えて子供の心をつかむ秘訣を聞かれ、加藤は「僕たちは子供さんに笑ってもらうために作ったんじゃないですよ。大人に絶対ウケようぜって。大人にウケないと子供も笑わないから、大人にウケるように頑張ろうなって。だから今、かなり時間がたって子供さんに(コントを)見てもらっているというのは非常にうれしいです。子供にこびること、これはやめようぜって話してた」と。高木も「子供が見てて“バカだな〜”って感じるんだよね。我々にも子供の時代があったわけだから、子供の気持ちがよく分かるんですよ」と語った。

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」オープニングセレモニー 左から)加藤茶、高木ブー

イベント情報

「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」
2024年7月18日(木)〜8月5日(月)
東京・松坂屋上野店本館にて開催

公式HP:https://dmdepart.jp/museum/ueno/thedorifutersten/