世界ランキング上位12チームが参戦する野球の祭典『世界野球プレミア12』の第3回大会が、11月9日(土)~24日(日)にかけて開催され、テレビ朝日系列で日本の初戦から決勝まで、最大5試合を生中継する。
前回大会(2019年)の王者として迎える今大会は、連覇を目指す戦いに。侍ジャパンは、東京五輪、WBC(ワールドベースボールクラシック)に続き再び世界の頂点に立つのか、その戦いに注目が集まる。
侍ジャパンが11月13日(水)に開幕戦を控える中、再びの世界一を後押しする“侍ジャパン公認サポートキャプテン”中居正広と、日本代表選手のスペシャル対談が実現した。
WBCで右手の小指を骨折しながらも優勝に貢献した源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)との対談が実現。“侍ジャパン公認サポートキャプテン”を務めるのはWBCを含めると通算6度目となる中居は、若手選手の積極起用が光る今回の侍ジャパンのメンバーに「代表としての活躍が未知数の若い選手が半分以上なので、これでもし世界一になったら将来、すごく明るいなと思っています」と期待を寄せる。
そんな中居と同じく、世界一を知る“チーム最年長”源田も「最近の若い選手は物怖じもしないですし、みんなすごく堂々としているなと感じます。若い選手も思い切ってできるような雰囲気作りができれば、おのずと良い結果はついてくると思っています」と若き侍たちを頼もしく見守っている様子。「基本的には自然体」で接し、コミュニケーションもバッチリですとアピールする。
中居は、源田からWBCの際に骨折した小指を見せられると「曲がったままじゃないですか…」と驚きの表情を見せるも、源田の「支障はない」という力強い言葉に安堵する。
そんな源田から中居に「大事な時に食べる勝負メシは?」などの逆質問が。対談では、大谷翔平、ダルビッシュ有にも言及する。
さらに中居は、ノーヒットノーラン達成・最多奪三振を記録した戸郷翔征投手(読売ジャイアンツ)と、最優秀防御率を獲得した髙橋宏斗投手(中日ドラゴンズ)を直撃。
中居から現在のコンディションを問われると、「(シーズンの)疲れがまだ残っているので、そこを抜きながら状態を上げていこうかなと思っています」(戸郷)、「ここまですごくいい調整ができています」(髙橋)と、どちらも調整が進んでいる様子。
お互いの今シーズンの活躍を聞かれると「宏斗とはすごく仲が良くて、球場で会うたびに話したりもします。あの防御率0.52とかの時(7・8月あたり)、これやばいなと思いながら、すごく感動したのは覚えています」(戸郷)、「僕は本当に戸郷さんからいろいろ教わることが多くて。WBCをきっかけにいろんな会話もしていますし、シーズン中に僕がちょっと状態が悪い時があったんですけど、その時も東京ドームで戸郷さんのところ行ってアドバイスを聞いて、それを試合の中でやったことがありました」(髙橋)と、リスペクトを送り合う。
そんな二人は、WBCではリリーフ起用だったが、今回は先発起用の予定。中居はWBCでのダルビッシュ有投手の存在の大きさを尋ねる。すると二人は声をそろえて「大きすぎましたね」「僕たちとフランクに話してくれて。あの環境を作ってくれたのが世界一にもつながったと思います」と称賛する。
最後には、二人から中居にあるお願いが…。WBCの際に、中居からサングラスを贈られたことを明かし、あらためてお礼を言う髙橋だが「今回もし僕たちが大会連覇をしたら…何かもらえるのかな?」と瞳を輝かせる。果たして中居の答えは…。