

3月23日(日)の『有働Times』(テレビ朝日系 午後8時56分~10時30分)は、90分スペシャルで有働由美子キャスターによる深掘りインタビュー企画「レジェンド&スター」の第4弾を送る。
『あさイチ』(NHK)や『news zero』(日本テレビ)など、ニュース&情報ワイドの第一線で活躍してきた実力派キャスター・有働由美子がMCを務める『有働Times』。昨年10月6日のスタート以来、“日曜のよる、視聴者をもてなす”というコンセプトの下、全く新しい創造的なニュース・情報番組として毎週好評を博している。
「レジェンド&スター」は、それぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働キャスターがじっくりインタビューする特別企画。自身の半生で得た教訓や理念、将来の目標を聞くほか、これからの世代に伝えたいメッセージなども聞き出していく。
黒柳徹子、王貞治氏、松井秀喜氏に続く第4弾ゲストは、日本のサッカー界、そしてバスケットボール界の歴史に名を刻むレジェンド・川淵三郎氏。一大ブームを巻き起こしたJリーグ創設から、オリンピック出場が危ぶまれていたバスケットボール界の再建まで、川淵氏の“挑戦と改革の人生”に有働キャスターが迫る。
8大会連続となるワールドカップ出場を懸け、目下、順調に勝ち星を積み重ねているサッカー日本代表。今では日本はワールドカップ常連国だが、ここに至る道のりは決して平坦なものではなかった。
1993年、日本中が絶望感を味わった“ドーハの悲劇”を経て、日本代表は1997年の“ジョホールバルの歓喜”で悲願のワールドカップ初出場をつかみ取った。そんな日本代表の歩みを、サッカー界を支えてきた“歴史の生き証人”である川淵氏がじっくり振り返る。ワールドカップへの切符を目前で逃したドーハの悲劇については、「ドーハの悲劇があったから、今の日本のサッカーがあると思っているんですよ。今でこそ言えるんだけど、あれはあれで負けてよかったんですよ」とも語る。果たしてその言葉の真意とは。


さらに、実はジョホールバルの歓喜の裏側で、川淵氏の体に“ある異変”が起きていたという。今だから話せる、知られざるエピソードも告白する。
また、川淵氏はJリーグ創設に尽力し、初代チェアマンを務めたことでも知られている。創設時、川淵氏は“地域に根ざしたスポーツクラブ”をJリーグの理念とし、クラブ名には地域名を入れ、企業名を前面に出さない方針を打ち出した。しかし、その構想に反対したのがヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の親会社・読売新聞の社長であり、プロ野球界でも大きな発言力があった渡辺恒雄氏。2人は激しく意見を戦わせたが、時を経て届いた渡辺氏からの“思いがけない“メッセージ”とは。
そして、現在のサッカー日本代表をどう見ているのかという話題も。川淵氏は特に注目している存在として三笘薫選手の名を挙げ、「あのスピードとドリブル…やっぱり見ていて本当に楽しいし面白いし、可能性を秘めている!」と彼のプレーを絶賛する。
そして、サッカーの次に川淵氏が取り組んだのは、オリンピック出場が危ぶまれる窮地に陥っていたバスケットボール界の改革。川淵氏は強烈なリーダーシップを発揮し、チェアマンとしてリーグ統一を実現したが、顔を真っ赤にして怒る自身の映像を見て、「このころの血圧は上が220くらいありました」と驚きの秘話を明かす。
このほか、60年以上支えてもらったという妻への感謝の思いも告白。「妻がいなければ今の僕はなかった」という夫婦愛に、有働も思わず涙。日本のスポーツ界を変えたレジェンドが自身の足跡をたどるインタビューは必見だ。
番組情報


『有働Times』
テレビ朝日系
2025年3月23日(日)午後8時56分~10時30分