人気アウトロー漫画を実写化する、4月スタートのドラマ『バウンサー』(BSスカパー!)の撮影がスタート。W主演の平埜生成とユナク(超新星)が記者の取材に応じた。
本作は、男性のみならず、女性からも絶大な支持を集めるアウトロー漫画家・みずたまことの人気作を実写化した、BSスカパー!オリジナル連続ドラマ。夜の街の安定を守る屈強な用心棒集団の物語を、オリジナルストーリーも交えながら展開する。キャストは、「劇団プレステージ」に所属し、舞台を中心に活躍する平埜生成と、韓国発のアイドルグループ・超新星のリーダーとして活躍する一方、俳優としての顔も持つユナクのW主演。ほかにも豪華キャストが続々登場予定だ。監督は、「君に届け」「近キョリ恋愛」の熊澤尚人。
W主演の2人がそろった撮影は、居酒屋のシーンからスタート。ユナクは日本到着後すぐに現場に合流したが、疲れも見せず周りに声をかけるなどして現場を盛り上げた。ユナクは本作で初の日本人役ということで、現場では平埜がユナクにイントネーションを教える場面も。ユナクは苦労している日本語のイントネーションについて「まずは歌のように覚えるんです。そのあとに感情を乗せていって…」と独自の練習法を明かした。
平埜が演じるのは、けんかっ早い性格が災いして職を転々とし、ひょんなことから民間警備会社「東京フィスト」の扉を叩くこととなる獅子戸丈一郎。平埜は獅子戸について、「撮影が進むにつれて、どんどん印象が変わっていく役」とし、獅子戸を演じる難しさを明かした。
ユナクが演じるのは、東京フィストの敏腕社員で、プライドもIQも異常に高い蜂野信也。「蜂野は自分と似ていて、みんなからもそう言われます(笑)」と笑うユナクは、キャラクターについて「とにかくクール。感情を隠すのがうまいんです」と説明。役についてはあまり深い分析をしないそうで、「現場のみんなが人物像を作ってくれているんです。だから、蜂野=ユナクという感じでやっています」と、演技のしやすい環境を喜んだ。いっぽうで、男くさい作品ということで「女優さんが一人もいないんです(笑)」と嘆き報道陣を笑わせた。
本作の見どころは、迫力満点のアクションシーン。撮影初日に1対60の大立ち回りに挑んだ平埜は、「日が落ちるまでに撮らないといけないという中、さらに現場で状況がどんどん変わり、頭がショートしてしまって。ジャック(=アクション俳優)の方にほぼ当たってしまいました」と反省。リアルすぎる乱闘シーンに注目だ。
また、ユナクが平埜の顔を踏みつけるという衝撃的なシーンもあるそうで、「(ユナクは)本番、本気で来てくれた」と撮影を振り返った平埜。思わず「ごめんね!」と平埜に謝罪したユナクは「弱くしたら逆に申し訳ないので(本気で演じました)。自分が獅子戸だとしても、きっと本気で来てほしいと思う」と付け加えた。
BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『バウンサー』は、BSスカパー!にて4月14日(金)より放送予定。
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