AKB48 1stコンサートのセットリストを再現!16期生が単独公演開催

エンタメ総合
2017年01月19日

「AKB48・16期生コンサート~AKBの未来、いま動く~」 AKB48 16期生による「AKB48・16期生コンサート~AKBの未来、いま動く~」が18日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された。

 昨年の秋にオーディションに合格し、12月のAKB48 11周年記念公演でお披露目されたばかりの16期研究生。序盤は、先輩たちがデビュー当時にパフォーマンスしてきた「PARTYが始まるよ」公演の楽曲を披露。初めての大舞台に緊張の表情のメンバーも見られたが、会場からの温かい声援の後押しを受け、全員で元気いっぱいのパフォーマンスを見せた。

 自己紹介では、声がうわずってしまったり、何を言うのかを一瞬忘れてしまったりと、会場をハラハラさせたが、「今日、皆さんに会えることを楽しみに頑張ってきました!」(庄司なぎさ)、「全力の笑顔で頑張ります!」(稲垣香織)、「最年少なので、元気に踊ります!」(田屋美咲)など、初々しい挨拶でなごませた。

 ユニット曲にも挑戦し、「あなたとクリスマスイブ」では、堂々とハーモニーを奏でる庄司と山内瑞葵の姿に、曲の終わりを待たず途中から大きな拍手が送られた。その後も、「Bird」「渚のCHERRY」「雨の動物園」など、先輩たちが歌ってきたユニット曲を次々と披露し、ユニットパートが終わると、再び全員集結。ステージで円陣を組み、「転がる石になれ」を力強くパフォーマンスした。

 自己アピールタイムでは、「すごいけど地味」との評価を受けた稲垣の“高速指パッチン”、絵が得意と自信満々ながらも4本足のニワトリを描いた本間のイラストなどで会場を沸かせた。

 終盤は、全員で「制服が邪魔をする」などを披露。そして、残り1曲になった時に、今回のセットリストが、2006年11月3日、4日に日本青年館で開催されたAKB48のファーストコンサート「会いたかった~柱はないぜ!~」と同じものだったことが明かされた。

 本編の最後は、「青空のそばにいて」を披露。メンバーは、それぞれ瞳を潤ませながらも、充実の笑みを見せた。アンコールでは、「AKB48 16th」と書かれたTシャツを着てメンバーが登場。最後まで元気いっぱいにステージを駆け巡った。

 ダブルアンコールは、10年前のセットリストでは「会いたかった」だったが、今回は「RIVER」に。この楽曲は、昨年の11周年記念公演でパフォーマンスする予定だったが、ステージで披露するレベルに達することができず、見送られた楽曲。この1か月間、その悔しさをバネに猛特訓を重ね、ついにこの日、パフォーマンスが実現した。

 その後、自己アピールの際にタイムオーバーで披露できなかった武藤小麟による板割り、浅井七海によるサックス演奏が急遽追加され、最後まで16期生をアピールするコンサートとなった。

©AKS

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