本日1月20日(金)より天王洲 銀河劇場にて上演される茅田砂胡原作の舞台「デルフィニア戦記」の公開ゲネプロが行われ、出演者の蕨野友也、佃井皆美、細貝圭、山本亨がゲネ直前の囲み取材に登壇した。
初日を迎え、ウォル国王役を務める主演の蕨野は「素晴らしい衣装をまとって緊張感もちろんありますが、みなさんと一緒にやれることを誇りに思っております」、ウォルと共に戦うリィを演じる佃井は「ついにきたかという感じです。原作ファンだったので夢みたいと思いながらも、自分でもびっくりするぐらい緊張しています」とコメント。
稽古を振り返りながら、蕨野は「初の立ち回りということで、最初は5回剣を振っただけで立てなくなって(笑)。毎日筋肉痛の中、先輩方に必死についていきました。蕨野の成長したところが見れると思います」と殺陣シーンを見どころに挙げる。続いて“稽古中で印象に残っていること”を尋ねられ、「いっぱいありましよね?」と左右にいた蕨野と細井に同意を求める佃井。ここで佃井が蕨野に顔を近づけ、話そうと思っていることがネタバレにならないか耳打ちで確認し合っていると、そんな2人の姿を見た細井が「付き合ってんの?(笑)」とツッコみ、キャスト、記者陣の笑いを誘うひと幕も。
また、蕨野演じるウォルに忠心を誓う剣士・ナシアス役の細井は「蕨野くんは、言葉で引っ張っていくタイプではありませんでしたが、背中を見て僕らがついていくという素晴らしい座長でした」と役柄同様といったリーダー・蕨野の印象を明かす。劇中ではウォルと敵対し合うペールゼンを演じた山本も「稽古が進むにつれたある日、蕨野くんが僕を無視して冷たい感じだった。“蕨野~”と思ったけど、それはウォルとペールゼンという役作りとしての稽古場における佇まいで、僕もそうありたいなと思った」と蕨野の役者魂を賞賛。
これから舞台を観るファンへ向けて、蕨野は「原作の世界観を演出家の児玉(明子)さんが大いに描いてくれているので、ファンの方の期待を裏切らない作品になっています」と自信たっぷりにメッセージを送った。
舞台「デルフィニア戦記」第一章
天王洲 銀河劇場にて1月20日(金)~29日(日)上演(全12回公演)
出演:蕨野友也/佃井皆美/細貝圭/小林勝也/山本亨 ほか
脚本・演出:児玉明子
企画・製作:舞台「デルフィニア戦記」製作委員会
企画協力:茅田砂胡プロジェクト
©茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)・舞台「デルフィニア戦記」製作委員会