「今までと違い想像を超える展開がある」と気合十分!シリーズ初の9人戦士「宇宙戦隊キュウレンジャー」制作発表記者会見

エンタメ総合
2017年01月23日

98489_01_R 2月12日(日)よりスタートする、スーパー戦隊シリーズの最新作「宇宙戦隊キュウレンジャー」の制作発表記者会見が日本武道館で行われ、岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、声優の神谷浩史が登壇した。

 本作は、スーパー戦隊シリーズ史上最多人数の9人の究極の救世主が、悪に支配された銀河全土を解放するべく戦う。モチーフが「宇宙×星座」ということもあり、それぞれが88星座系出身の宇宙人でヒューマンタイプだけではなく、獣人、アンドロイド、機械生命体と個性豊かなキャラクターが登場する。

 岐洲が演じるのは、宇宙一の強運を持つ天真爛漫なラッキー(シシレッド)。「子供のころから戦隊が大好きで、憧れていたヒーローになれてビックリしています。また、この長い歴史ある『スーパー戦隊シリーズ』に参加することができてうれしい」と喜んだ。また「子供のころにハマっていたのは、『爆竜戦隊アバレンジャー』と『侍戦隊シンケンジャー』。実際に目の前で会ったときは言葉にならなくて、子供のように見つめてました」と。

 岸が演じるのは、クールで口数の少ない謎めいた男・スティンガー(サソリオレンジ)。「初期メンバーとしては38年ぶりのオレンジ。その名に恥じぬよう、“オレンジと言えば岸。オレンジと言えばサソリオレンジのスティンガー”と言われるように精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。また、スティンガーはサソリ座系出身ということでサソリの尻尾がついており「変身後にも尻尾があるので、ぜひ注目してほしい。現場ではよく人を刺しちゃうので迷惑がられてますけど(笑)」とコメント。

 山崎が演じるのは、争いを避けるため一切の感情を捨てたナーガ・レイ(ヘビツカイシルバー)。「シルバー役に決定したと聞いて“満を持して後から登場する追加戦士だ”と思ったら、ちゃっかり最初から登場するっていう(笑)」と驚いたよう。しかし、「決まったときはうれしさもあったけど、それよりも“スーパー戦隊のヒーローにふさわしい人になるように頑張らないと!”と身が引き締まる思いでした」と語った。

 紅一点、ヒューマンタイプで唯一の女性戦士で忍術をマスターしているハミィ(カメレオングリーン)を演じる大久保は、「女の子らしさを出しつつ、カッコかわいいヒロインを演じたい」と。また、「最近、グリーンの小物を見ると“私の色だ!”と思って、つい手に取っちゃう」と既に愛着が湧いている様子。「スーツのマスクに渦とお目目がついているのがかわいいので注目してほしい」と見どころも。

 宇宙一のコックになるため冒険していた男・スパーダ(カジキイエロー)を演じる最年長の榊原は、「みんなにとっていいお兄さんになれるよう頑張りたい。また、ほかのみんなから学ぶことも多いと思うので、その刺激が1年間続けば」と。出演が決まったときは、母親に連絡をしたと言い、「文章もなく絵文字のハートだけ30個ぐらい送ってきた(笑)。そんなおかんが初めてかわいく思えました」と振り返った。さらに「小さいころ『忍者戦隊カクレンジャー』が好きで、新聞紙をカッチカチにして兄弟と遊んでいた。でも、お兄ちゃんが強くてぶたれて泣いて…っていう毎日を過ごしてました」と小さいころの思い出を語った。

 声で出演する神谷は、キュウレンジャーの司令塔ショウ・ロンポーとこの日初めて会ったようで「初めまして!君の声を担当することになったよ、よろしく!」とキャラクターと握手を交わした。神谷自身、戦隊のファンということで「関われるのは夢だったのでうれしい。誠心誠意、自分ができることは精いっぱいやっていこうという気持ちでいっぱい」と気を引き締めつつも、岐洲たちがつけている変身アイテムを見て「持ちたいです!…後でちょっと触らして~」とはしゃぐ場面も。しかし、まだアフレコに参加していないようで「歴代の司令官の声って説得力がある声が多い。ただ、自分はいいかげんな声だから、どうして僕なのかな?って思ったけど、実は中身はいいかげんなちょい悪オヤジらしいので納得(笑)」と。

 残りの4人のキュウレンジャーのボイスキャストも発表され、オオカミブルー/ガルを中井和哉、テンビンゴールド/バランスを小野友樹、オウシブラック/チャンプを大塚明夫、ワシピンク/ラプター283をM・A・O(まお)が担当する。

 既に撮影は始まっており、最初に1週間ほど島で撮影をしていたようで「その撮影期間で距離が近くなったのでよかったし、楽しかったですね」(榊原)、「男性陣は“寝なさい”って言われながらも夜中まで話してて…」(岸)、「そこで距離感とかは分かりました。岐洲君は、ローテンションでハイテンションなことを言ったり、心の中ではずっと雄叫びを上げてる感じで」(山崎)、「そうです(笑)。でもラッキーを演じてるときは激アツです!」(岐洲)というやりとりも。

 その男子メンバーを見て大久保は、「私が最年少なので妹のようにかわいがってくれて溶け込みやすいです。緊張もせず、楽しくやらせていただいてますし、たぶん私が一番精神年齢高いと思う(笑)」とコメントし、「ちょっとちょっと!」と男性陣が総ツッコミするなど、チークワークのよさをうかがわせた。

 最後にレッドの岐洲が「今までの戦隊とは全く違って、想像を超えた展開が待っていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!よっしゃ、ラッキィィィ!」と気合を入れて締めた『宇宙戦隊キュウレンジャー』。放送は2月12日(日)(テレビ朝日系 朝7・30~)から。

公式サイト:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/
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