20thCentury の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦による舞台「TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星」が1月21日に初日を迎え、公演前に囲み取材を行った。
演者がトニセンの3人だけという初の試みに井ノ原は「舞台は何回もやってますけど、3人だけはないですからね。3人だといろんなことをやらなきゃいけないから大変」と感想を。役が変わるごとに早着替えをしている坂本は「衣装さんが頑張ってくれて、いろいろ仕掛けを作ってくれてます」と感謝を述べた。
本作について長野は「あらゆる要素が組み込まれている舞台。見たことがないような舞台だと思います」と語り、井ノ原は「1番最初に見たことがないものをやりたい、という話から始まった。自分たち(トニセン)の曲だけを使って新しい物語を作るというのは、やったことがないから、1年半くらい前から話してたのでやっと実現した」と心境を明かした。
“TWENTIETH TRIANGLE TOUR(TTT)” について問われ、「出来るだけライフワークに出来たらいいなという思いで」と意気込んだ井ノ原は「名前が欲しいと思って考えたけど出てこなかったから、やっぱりこれは困ったときのジャニー喜多川だと」と自ら社長に直談判。「3人でやるから名前つけたいんだけどって相談したら “3人でやるって最高だよ!これからも続けていったほうがいいよ”って結構交わされて(笑)。でも、次の日に電話がかかってきて“イノッチ!TTTだよ”って。3人のトライアングルでこのツアーを続けていくっていう細かい設定もあって」と説明。長野も「天才ですね」と笑みを浮かべた。
本作では坂本がトロンボーン、長野がホルン、井ノ原がフリューゲルホルンに挑戦。昨年の夏過ぎから練習を始めたという長野は、井ノ原から「一時期長野くんノイローゼみたいになってたもんね(笑)」と暴露され、「全然音がでなくて…。僕、稽古場にホルンを持っていくのを忘れたこともあって“あっもうダメだこれ”って」と稽古でのハプニングを振り返った。
また、Sexy Zoneの佐藤勝利ら若手ジャニーズが総出演の舞台「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」に先日ゲスト出演した3人。井ノ原は「フレッシュだな~って思って。生き生きとしてキラキラしてて、装置もすごい。あれに真っ向から勝負したら勝てないと思ったので僕らにしかできない40代の魅力を出していきたい」と。また、長野は「また、勝利くんがホルンを吹いてて。あの輝きには勝てない…」とぼやき、笑いをさそった
「TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星」は2/14(火)までグローブ座(東京)、2/18(土)、19(日)までキャナルシティ劇場(福岡)、2/24(金)~2/26(日)までシアター・ドラマシティ(大阪)にて上演。
公式サイト:http://www.20th-ttt.com/