Netflixオリジナル作品「最後の追跡」ほか4作品7部門ノミネート!第89回アカデミー賞

エンタメ総合
2017年01月27日

99371_01_R 第89回アカデミー賞授賞式(日本時間 2月27日(月)前10・00~)にNetflixのオリジナル作品より「最後の追跡」「13th -憲法修正第13条-」「最期の祈り」「ホワイト・ヘルメット-シリアの民間防衛隊-」がノミネート作品に選出された。

 今回の4作品7部門でのノミネーションは、Netflixオリジナル作品がスタートしてから過去最多。クリス・パイン、ベン・フォスター主演で描いたクライム・アクションムービー「最後の追跡」は、作品賞、編集賞、脚本賞ほか主演の2人を追い詰めるテキサスレンジャーを演じるジェフ・ブリッジスが助演男優賞と、全4部門でノミネーションされ、ジェフが「クレイジー・ハート」(09)以来のアカデミー賞®受賞となるか全米の注目を集めている。

長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「13th-憲法修正第13条-」は、今も根強く残るアメリカの人種差別問題と刑務所制度の関係性を鋭く掘り下げたドキュメンタリー。2016年現在、米国の受刑者数は世界一。「大量投獄システム」のターゲットにされてきたアフリカ系アメリカ人たちの歴史を、上院議員コリー・ブッカー、活動家のアンジェラ・デイヴィス、ハーバード大学教授のヘンリー・ルイス・ゲイツ・Jr.といったアフリカ系アメリカ人の識者たちや、元受刑者たちのインタビューを交えて分析する。

いっぽう、短編ドキュメンタリー賞ノミネートされたのは2作品。「最後の祈り」では、治療による病状の回復が見込めず末期と診断された患者たちの最期に向き合い、終末期医療の決定のプロレスを追う。「ホワイト・ヘルメット-シリアの民間防衛隊-」は、ロシアとその支援を受けたシリアのアサド政権の無差別攻撃を受けたシリア・アレッポを舞台とし、その中で民間人の救助活動を行ってきた民間防衛隊“ホワイト・ヘルメット”の勇姿を映し出す感動のドキュメンタリー映画となっている。

「最後の追跡」
予告編:https://www.netflix.com/jp/title/80108616

「13th-憲法修正第13条-」
予告編:https://www.netflix.com/jp/title/80142209

「最期の祈り」
予告編:https://www.netflix.com/jp/title/80106307

「ホワイト・ヘルメット-シリアの民間防衛隊-」
予告編:https://www.netflix.com/title/80101827

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