映画「咲-Saki-」の公開記念舞台挨拶が行われ、主演の浜辺美波をはじめ、浅川梨奈、古畑星夏、山田杏奈、岡本夏美、長澤茉里奈、小沼雄一監督が登壇した。
本作は、人気コミックが原作で、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという新しい青春麻雀の実写化。浜辺は「主演を務めるのはうれしかったけど、人気コミックが原作ということで不安もありました。でも撮影中は、みんなに支えられて楽しく撮影を終えることができました」と。また、麻雀の実力派は巨乳という役どころで紹介された浅川は、「キャラの性格が正反対で大変だった。共通点を探してもなかったけれど、監督からは“牌を持つ手さばきだけは一番うまかった”と言われて。“だけは”に引っかかったけどうれしかった」とコメント。
総勢20名の若手女優との共演について古畑は「撮影中はガールズトークがすごい。浅川ちゃんが一番ぶっ飛んでいて、その内容を言ったら浅川ちゃんへの営業妨害になると思う」とその過激ぶりをにおわすも、浅川は「うちはNGないんで」と涼しい顔で会場を笑いに包んだ。雀荘の娘役の山田は「実年齢よりも1つ上の役で、年上感を出さなければならず、監督からは“オヤジ臭く、加齢臭”と。立ち振る舞いやしぐさでオヤジっぽくなれるように頑張りました」と撮影を振り返った。
麻雀を約1ヶ月特訓したらしく、「みんなで部屋に集まって、牌を持ち方や打ち方を先生から教えてもらいました。それぞれの役の牌の持ち方を忠実に再現する部分はみんなで努力しました」とエピソードを明かした。本作で女優デビューを飾った長澤は、「オーディションに受かってビックリ、さらに撮影現場でもビックリ。でもみなさんが和気あいあいと仲よくしてくれたので、撮影を楽しむことができました。この作品で女優デビューできてよかった」と感謝しきりだった。
最後に「初主演映画ということもあって、思い入れの強い特別な作品になりました。皆さんにとっても特別な作品になってくれたらうれしい」と呼びかけ、演じたキャラクターに成り切って「一緒に楽しもう。そして川崎から続いて舞台挨拶に来られたみなさん、カン!(完)」という挨拶で締めくくった。
映画「咲-Saki-」は大ヒット上映中!
公式サイト:http://www.saki-project.jp/
©小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト