バッドボーイズ・佐田正樹の不良時代を描いた自伝「デメキン」が実写映画化、2017年冬に公開されることが決定。主演は、長編映画初主演の健太郎が務めることが分かった。
原作となるのは、バッドボーイズ・佐田の不良時代を描いた実録自伝小説・コミックス。小説は2009年3月22日に発売、コミックスはは2010年3月19日よりヤングチャンピオンにて連載中、シリーズ累計発行部数170万部を突破した。幼少期から“デメキン”と呼ばれいじめられた男が、いつしか数々の伝説を作り出し、福岡最大勢力の暴走族の総長へと登り詰める。
主人公・佐田正樹を演じるのは、バラエティ番組「テラスハウス」(Netflix/フジテレビ)スタジオレギュラー出演のほか、ドラマ「仰げば尊し」(TBS系)、映画『俺物語!!』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など、話題作に相次いで出演する俳優・健太郎。健太郎は本作で長編映画単独初主演となる。メガホンを取るのは、「アルカナ」「猫侍」の山口義高監督。脚本は、「百円の恋」の足立紳が務める。
健太郎は長編映画初主演となる本作の撮影について「とにかく作品や自分が演じる佐田正樹を誰にも負けないくらい愛した、『デメキン』以外のことは考えられない撮影期間でした」と振り返る。山口監督は健太郎について「風を焦がし狂気的なまでに輝いた」と表現し、「彼を筆頭に最高のキャストたちが、心臓をむき出しにして演じ合い、火花を散らし、そして映画『デメキン』となった。己の魂を燃やせば、人生は変えることができる。 戦いが人を優しくする。これは明日、拳を握って立ち向かっていく皆さんの映画です」とPR。原作の佐田も「撮影現場にいると10代の頃の自分に戻れました。役者のみなさんがあの頃の僕の青春を本気で演じてくれました。自然と涙がこぼれるシーンもありました。10代の友情、今も続く友情。本気でぶつかりあったから今がある。バカで不器用な熱い男達の物語。是非劇場でご覧ください
」とコメントを寄せた。
映画「デメキン」は、2017年冬全国公開。
<ストーリー>
ギョロッとした二重まぶたのため、幼少期から“デメキン”と呼ばれいじめられていた佐田正樹(健太郎)。そんな正樹は強くなる覚悟を決め、いつしかかつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほどまでに成長。けんかでは敵なしの存在となり、親友・厚成とけんかざんまいの日々を過ごしていた。ある日、バイク事故で死んだ憧れの暴走族の総長・真木のことを思い返していた厚成は、正樹に福岡一のチームを作ろうと持ちかける。2人はチーム「亜鳳」を結成するが、そんな2人の前に次々と敵が現れる。
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