3月16日(金)公開のディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優が決定し、藤木直人、松雪泰子の出演が発表された。藤木は主人公ミゲルがカラフルな“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪は家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を演じる。
藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険する重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと“永遠に家族に忘れられてしまう”という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べるキャラクターだ。お調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも“家族に会いたい…”という切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えていた。
ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木は「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、うれしい半面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。さらに家族がテーマということもあり、アフレコ時には「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。
松雪が演じるミゲルのご先祖ガイコツ(ひいひいおばあちゃん)であるイメルダも、物語のカギを握る重要なキャラクター。イメルダは“音楽”を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、家族に“音楽”を禁じた。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが“音楽”が大好きなことを知り、今後一切“音楽”をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。
ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪は「何と言っても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。カラフルな色彩が全編通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。また「家族とはいつもつながっている感覚があります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話をあらためて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と家族への思いを告白している。
さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには劇団☆新感線出身の俳優・橋本さとしが決定。デラクルスは生前に名曲『リメンバー・ミー』を遺した伝説の国民的ミュージシャン。ミゲルは『リメンバー・ミー』の曲が大好きで、いつも屋根裏部屋でこっそりデラクルスの映像を見てギターの練習をしている。ある日ミゲルはデラクルスを自分の“ひいひいおじいちゃん”だと思い大興奮。霊廟に飾られていた彼のギターを奏でた瞬間、“死者の国”に迷い込んでしまう。
そして、既に発表されているが、主人公ミゲル役には歌とダンスの才能を開花させている13歳の石橋陽彩(いしばし・ひいろ)が決定している。石橋はテレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得し、数々のテレビ番組に出演。人々の心を感動させる“奇跡の歌声”と絶賛されている。
映画『リメンバー・ミー』
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
2018年3月16日(金)全国公開
監督:リー・アンクリッチ
共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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