本広克行監督と佐藤健がタッグを組んだ、壮絶な新感覚アクション大作映画「亜人」のBlu-ray&DVDが4月18日(水)に発売される。
Blu-ray&DVD豪華版の特典ディスクには、貴重なメイキング映像やイベント映像集など、ここでしか見ることができない映像特典が満載。そして、佐藤健、綾野剛、城田優、川栄李奈、本広克行監督という豪華メンバーが終結したビジュアルコメンタリーも新たに撮り下ろしており、先日行われたその収録のレポートが到着した。
主人公・永井圭を演じた佐藤は、永井の妹・永井慧理子役の浜辺美波とのあるエピソードを披露。「手を取って逃げ出すシーンで1回美波ちゃんがめっちゃ転んじゃって、一生の不覚でした。(美波ちゃんが)全く声も出さず、気付いたらいなくて、下にいて。転ばせてしまったこともそうだし、本番中に普通に素に戻っちゃって、あわあわしてしまった」と撮影中に起きたというハプニングについて振り返り、懺悔した。
また本編冒頭のアクションシーンについて「圧迫感が冒頭は必要だった」と語る綾野は、自身が演じた「最強・最恐・最凶」な不死身のテロリスト・佐藤を演じるにあたって、映画「ターミネーター」とアニメ版「亜人」で同じく<佐藤>を演じた声優の大塚芳忠の声を意識したことを明かした。これに対して本広監督は、「(綾野の声を)聞いたとき、びっくりした。(大塚芳忠の声に)似てるよね」と綾野の声を絶賛していた。
続いて話題は、撮影中の裏話のことに。佐藤、綾野、城田の3人は、激しいアクションシーンの撮影のために節制した生活をしていたようだが、城田は撮影中の川栄について「川栄ちゃんは、カットとカットの合間にたまごボーロを食べていました」とコメント。これに対して川栄は「たまごボーロを食べる罪悪感がありました。横で(節制をしているため)ブロッコリーとかを食べられている中だったので」と、節制中の城田の前でお気に入りのお菓子を食べることに罪悪感があった様子。劇中では城田演じる田中は、川栄演じる下村泉とお互いに殺し合う関係性だったが、城田は撮影の合間は川栄を見て「かわいかった」と思っていたようで、撮影の合間には打ち解けていたようだ。またプロデューサーからの「撮影が終わり、はじめは何を食べた?」という質問に、佐藤は「2か月糖質制限したら、俺はすぐに炭水化物を取れなかった、怖くて。お米をすごく食べたかったはずなんだけど、いざ目の前にすると体内に入れることが怖かったから、3日くらいは(節制しているときと)同じような食生活でしたね。ビールとかで十分。それが贅沢だったな」と、節制した生活から開放された後の食生活について振り返る。いっぽうの綾野は、「ラーメンです。本当に嘘なしでラーメンがキラキラしたんですよ。なんでキラキラしたかっていうと、俺泣いてたんだよね」と、久しぶりの食事に感動したというエピソードを披露した。
撮影当時を改めて振り返って本広監督は、「新しい可能性を感じました。原作とアニメがあって、さらに実写化する時に、大体2.5次元に持っていっちゃうんですけど、ここを映画オリジナルで作るっていうのが、やっぱりかなり覚悟を持って作ったので、新しい世界を開いた気がします」と作品の出来栄えに満足している様子。さらに佐藤も「亜人の漫画をはじめて読んだときに、とにかくこの“死なない”という設定を利用してアクション映画を作りたいって思いました。それをこんなに優秀なスタッフのみなさんと、共演者の皆さんと作れて、すごく贅沢な時間だったんだなと改めて感じました。なかなか、もうここまで新しいアクションできないんじゃないかなって思うくらい、すごく良い機会をもらえたなって思いました」と、共演したキャストとスタッフへの感謝を述べている。
収録したビジュアルコメンタリーの感想について佐藤は、「未公開シーンがこんなにあるんだと思ってびっくりしましたし、ここで見ることができてすごく良かったです。特にアクションをぜひ見てほしいです」とコメント。綾野も「こうしてみんなで同じ映像を見て話したりすることはなかなか多くないので、すごく楽しい時間でした」と収録を振り返る。また、城田は「皆さんも気になっているメイキングの部分、いわゆるIBMをどうやって想像して芝居をしていたんだろうという謎がすっきり解けますし、本編とは違う繋ぎ方をしている部分もあって、すごく新しい見え方がして面白かったです」と感想を。川栄も「自分が(現場に)いなくて知らないシーンだったり、IBMとか皆さんが気になっているシーンが未公開映像で見れていると思うので、とても楽しい映像だと思います」と、本編ダイジェストと未公開映像の魅力について語った。
最後に本作のファンに向けて、本広監督は「貴重な資料としても、アクション映画の新しい作り方としても、かなり後世のアクションを作る方たちの参考になると思うし、これからアクション映画を作りたいっていう子供たちが見てもいいなと思うので、ぜひ保存版で買ってほしいなって思います。みんなが力を結集して作った作品なのでぜひともご覧下さい!」とアピール。さらに佐藤が「こうやってこの映画を作ってきたということをぜひDVD で見て欲しいです。エンドレスリピートして下さい!」とコメントし、ビジュアルコメンタリーの収録を締めくくった。
このビジュアルコメンタリーは、4月18日(水)に発売となる映画「亜人」のBlu-ray&DVD 豪華版に収録される。豪華版には、ビジュアルコメンタリーのほかにもメイキング映像やイベント映像などの映像特典が収録される。
<商品情報>
2018年4月18日(水)Blu-ray&DVD発売
■亜人 Blu-ray豪華版(\6,800+税)
■亜人 DVD豪華版(\5,800+税)
Blu-ray&DVD豪華版共通特典
【本編ディスク 特典映像】
○予告編集
【特典ディスク 特典映像】
○本編ダイジェスト&未公開映像ビジュアルコメンタリー
○メイキング映像
○イベント映像
■亜人 DVD普通版(\3,800+税)
■「亜人」Blu-ray&DVD 4月4日(水)よりレンタル開始
発売元:東宝・講談社 販売元:東宝
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