浜辺美波と北村匠海がW主演した昨年7月公開の大ヒット映画「君の膵臓をたべたい」が、テレビ朝日系で8月19日(日)午後9時から地上波初放送される。
「泣ける小説」と話題を呼んだ作家・住野よるの同名ベストセラーの実写化。膵臓の病で余命わずかな女子高生・桜良(浜辺)と、クラスでただ一人その事実を知った読書好きの目立たない同級生“僕”(北村)の心の交流を描くヒューマンドラマ。原作にはない12年後のパートに僕役で小栗旬、桜良の親友だった恭子役で北川景子も出演し、興行収入35・2億円を記録した。
9月1日(土)には劇場アニメも公開される。
<「君の膵臓をたべたい」あらすじ>
母校の教師となった【僕】(小栗旬)は、授業を聞いていない生徒をろくに注意することもなく、机の引き出しには「退職願」を忍ばせるなど、どこか無気力な日々を送っていた。そんなある日、老朽化した図書室が再建されることになり、高校時代図書委員だった【僕】は半ば無理やり蔵書の整理を任されてしまう。
一緒に整理する教え子との何気無い会話から、自分が在校生だった頃、図書委員として蔵書の整理をしていた頃を思い出す【僕】。そう、整理をしたのは僕ともう一人…。
高校時代、【僕】(北村匠海)は病院のロビーで「共病文庫」という闘病日記を拾う。ふと読んでみると、重い膵臓病で余命はわずか、という衝撃の事実が。と、そんな【僕】に「それ、私の」と声をかけたのがクラスメイトの桜良(浜辺美波)だった。読書好きで自分の殻に閉じ籠もってばかりの【僕】とは対照的に、明るく元気で愛くるしい桜良が膵臓病?にわかに信じられない【僕】だが、桜良は屈託のない笑顔で「死んじゃうよ」と明るく言い放つ。
以来、【僕】はあくまでも元気な桜良に引っ張られるように、彼女の「死ぬまでの思い出作り」を手伝うことになる。図書室での本の整理はもちろん、休日にスイーツのお店へ行ったり、果ては親に内緒のお泊まり旅行に連れ出されたり…。とはいえ、その関係は恋人ではなく、仲の良い友人。桜良は【僕】を「仲良し君」と呼び、【僕】も友人としての距離を保ちつつ、これまでの自分の生活にはなかった活発な付き合いに次第に喜びを感じるようになる。しかし、そんな明るい日常とは裏腹に桜良の死は確実に近づきつつあった…。
桜良の死から12年、結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川景子)もまた、桜良と過ごした日々を思い出していた。その恭子からの披露宴への招待状になぜか返事ができない【僕】。しかし、あることをきっかけに桜良が12年の時を経て伝えたかった本当の想いを2人は知ることになる。初めて明らかになる亡き桜良の真の想いとは?!
<キャスト>
山内桜良:浜辺美波
【僕】:北村匠海
恭子:大友花恋
ガム君:矢本悠馬
委員長:桜田通
栗山:森下大地
宮田一晴:上地雄輔
恭子(12年後):北川景子
【僕】(12年後):小栗旬
<スタッフ>
原作:住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)
監督:月川翔
脚本:吉田智子
音楽:松谷卓
追加編曲:伊藤ゴロー
主題歌:Mr.Children 「himawari」
製作:市川南
撮影:柳田裕男
美術:五辻圭
編集:穂垣順之助
©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社