映画「七つの会議」の大ヒット御礼舞台あいさつが都内で行われ、野村萬斎をはじめ、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督が登壇した。
同作は、「半沢直樹」「下町ロケット」などで知られる作家・池井戸潤の同名小説の映画化。2月13日までの公開13日間で動員100万人、興収12億円を突破し大ヒット御礼舞台あいさつが行われた。
野村はエゴサーチをよくするようで、ネット上での映画の評判を見て「皆さん針一本落としても気づくぐらいお芝居を集中して見ているみたいです。“お芝居を観ているみたい”とネット上で拝見して手応えを感じています」と喜びを語った。
藤森は、女性を敵に回すかのようなキャラクターを演じ「朝倉あきちゃんのファンの方だと思いますが、『お前絶対に許さないからな』というツイッターでの書き込みがありました。それに長野の両親と姉が映画館で見てくれたみたいで“お母さんはあなたが本当にそういう人間じゃないって分かってるから”」と慰められたことを明かし、会場を笑わせた。
及川は劇中で堅実なサラリーマンを演じており「ちょっと油断するとキラキラしてしまうので、撮影現場では集中して輝かないようにしていました。大人になったのび太くんをイメージして演じていました」と振り返った。
イベントでは、事前に募集した“社会人からのお悩み”に答えるコーナーも。4月に新入社員となる20代の男性の「先輩や上司とうまくやっていく方法は?」という悩みに対し、朝倉は「あいさつは万能。そこからコミュニケーションが始まる」と語り、藤森は「相手のことを徹底的に調べて、自分から好きだとアピールします。最終的にはモノでイチコロ!」と上下関係が厳しい芸人の世界での処世術を明かした。
続いて「会社にいる年上男性へのアプローチのいい方法は?」という恋愛相談に対して、及川は「書類バサバサ作戦じゃないかな。これは気になる男性の前で書類を落として拾ってもらう、ドラマでよく見かけるシチュエーション。先輩が“大丈夫?”と拾って、目があって…こういうの憧れません?」と朝倉とその場で実演しつつ、ベタなアドバイスを送って笑いを誘った。
「七つの会議」
大ヒット上映中