高良健吾主演の映画「アンダー・ユア・ベッド」が7月19日(金)に公開されることが決定し、予告編が解禁された。
本作は、KADOKAWAとハピネットによる『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』の第二弾。監督は、黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督を経て『バイロケーション』(14)、『氷菓』(17)などで称賛を集める期待の女性監督・安里麻里。原作は大石圭。
物語は、家族や学校、誰の記憶に残らず存在を無視されてきた孤独な男・三井直人が、学生時代に初めて「名前を呼んでくれた」女性との11年ぶりの再会を夢見て、追い始めることから始まる。しかし、目の前に現れた彼女は学生時代の頃のような輝きを失い、別人のように変わっていた。彼女に一体何が起こっているのか。男は、彼女にとりつかれ監視するようになり、自宅に潜入しベッドの下に潜り込み、ベッドの上の彼女を想い過ごし始める――。
高良演じる三井が狂気の愛を向けるヒロイン・佐々木千尋を演じるのは、西川可奈子。男からは執拗に覗かれ、夫からは激しいドメスティック・ヴァイオレンスを受ける難役を見事に演じている。
解禁された予告編では、三井(高良)の覗く視線の先の最愛の人が佐々木千尋(西川)であることが、いよいよあらわに。ベッドの下にひっそりと息を潜め、ベッドの上の千尋を感じるだけの三井の衝撃的な映像から始まる。
11年前、大学の講義中「三井くん」と、同級生で初めて名前を呼んでくれた千尋に一瞬にして心を奪われた三井。サラサラな髪、白地に黄色い花柄のワンピースに甘い香水の香り、はつらつとした彼女に恋をした。しかし、11年後に盗撮し覗き見た彼女は、夫に支配され、変わり果てた姿に。
「もう一度名前を呼ばれたい」。今まで誰の記憶にも残ったことのない男の、ただそれだけの願いのための異常な執着は、歯止めが利かない。彼女の自宅に潜入、ベッドの下に忍び込みながら、自宅では11年前の彼女を忠実に再現したマネキンを置き、当時彼女が使っていた香水をふりかけ、その体にそっと触れるなど、三井の異様な姿が映し出されていく…。
<西川可奈子(佐々木千尋役)コメント>
千尋でいた期間は本当に苦しかったですね…。
現状から抜け出すための選択がどれほど大変で勇気のいる事か…。
迫る恐怖や不安な日々を一緒に戦って過ごしている内に気づけば自然と体重も落ちていました。高良さんはその場で生まれる感情を繊細に受けてくださるので、三井くんの前では自然体の優しい千尋でいれた気がします。苦しいはずの現場の空気感がほどよく心地良いと思えたのは、きっとその場にいる全員が、俳優高良健吾さん、そしてこの作品に惚れ込んでいたからだろうと感じました。
仕上がりを観た時、初めて抱いた感情がこの映画にはあって…。あらためてこの作品をこの組でやれた事、そして安里監督との出会いに心から感謝します!
安里組全員の覚悟が乗っかったこの作品の熱量が画面を通して1人でも多くの方に響くとうれしいです。
「アンダー・ユア・ベッド」
7月19日(金)テアトル新宿ほか全国順次ロードショー
出演:高良健吾
西川可奈子、安部賢一、三河悠冴、三宅亮輔
原作:大石圭「アンダー・ユア・ベッド」(角川ホラー文庫刊)
監督・脚本/安里麻里
製作:ハピネット KADOKAWA
制作プロダクション:ザフール
配給:KADOKAWA
サイトURL:http://underyourbed.jp
©2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
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