6月12日(金)公開の映画「裏アカ」の本ポスタービジュアルと本予告が解禁された。
本作は、木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出ら日本を代表する数々の名監督の下で助監督を務めてきた加藤卓哉の監督デビュー作。今の社会や時代が持つ二面性を象徴する“SNSの裏アカウント”をテーマに、裏アカウントを通して出会う男女の葛藤や欲望、性への衝動を描き出す。脚本は「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」の高田亮と加藤の共同脚本。
ふとしたきっかけでSNSの裏アカウントにハマっていく主人公・真知子を瀧内公美が、真知子の裏アカウントのフォロワーの一人で、実際に会うことになる年下の男・ゆーとを神尾楓珠が演じる。
そのほか、真知子が働くアパレルショップのバイヤー・佐伯崇役で市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやか役でSUMIRE、社長の北村圭吾役で田中要次が出演。さらに真知子が訪れる大衆食堂のシーンでは、神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優陣が出演する。
公開された予告編は「僕が真知子さんのマイナス部分をカバーしているの分かってます?」とバイヤーの後輩が真知子へ衝撃的な一言を投げかけるシーンから始まる。
そして同じ職場の後輩で人気カリスマ店員に店のSNS用に写真を撮ろうと誘われたのがきっかけで、真知子はSNSにとりつかれていく。鏡の前に下着姿で立つ真知子の様子から急展開、表の世界では得られなかった周囲の反応にどんどんとハマっていく様子がうかがえる。
そんな中、「一度だけ会えませんか?」というDMが飛び込んでくる。たった一通のDMからSNSという裏の世界で出会ったゆーとと真知子。しかし2人は表の世界でも会うことに。平静を装うゆーとに対し、真知子はもう一度あの時のゆーとに会いたいと日がたつにつれて想いが募っていくが…。
公開されたポスタービジュアルでは、主人公・真知子が鏡に映る自分を見つめ、『「本当のあなた」は、どこ?』と強く訴えかける。右下にはアパレルショップで働く笑顔の真知子と自らを撮影し裏アカでSNSに投稿する無表情の真知子。そして左上にはゆーとのスーツ姿と美しい背中が。彼女たちの表の顔と裏の顔、二面性を映し出した緊張感漂うビジュアルになっている。
映画「裏アカ」
6月12日(金)公開
<STORY>
青山のアパレルショップで店長を務める伊藤真知子は、どこか満たされない毎日を送っていた。自分の意見は採用されず、年下のカリスマ店員・新堂さやかに仕事を取られ、ストレスが溜まる日々。
そんなある日、さやかの何気ない一言がきっかけで真知子はSNSの裏アカウントを作り、胸元の際どい写真を投稿する。表の世界では決して得られない反応に快感を覚えた真知子の投稿はどんどん過激になっていき、それに呼応するようにフォロワー数も増えていった。
「リアルで会いたい」「もっと自分を解放して」 そんな言葉に誘われ、フォロワーの1人と会うことになった真知子。その相手は、”ゆーと”という年下の男だった。真知子は自分と同じ心の乾きを持つ彼にひかれていく。しかし、その関係は1度きり。それがゆーととの約束だった。
ゆーとと会えないことから、真知子は他の男と関係を持つようになるが、その心は満たされない。裏の世界でフラストレーションがたまっていくのとは裏腹に、表の世界は、店の売り上げ不振回復への施策に自身のアイデアが採用され、大手百貨店とのコラボレーション企画が決まるなど充実していく真知子。
やりがいのあるプロジェクトに意気込む真知子だったが、その百貨店担当者の原島努こそが、あのゆーとだった。表の世界で再会を果たした2人。平静を装う原島に対し、心乱れ動揺を隠せない真知子。原島ではなく、ゆーとに会いたいという思いが日増しに募っていく。表と裏、愛情と憎悪、真実と嘘、理性と欲望…相反する2つが激しく交錯する中、真知子に突然訪れる結末とは…。
<STAFF&CAST>
監督:加藤卓哉
脚本:高田亮 加藤卓哉
出演:瀧内公美、神尾楓珠、市川知宏、SUMIRE、神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえり、田中要次ほか
製作:映画『裏アカ』製作委員会
配給:アークエンタテインメント
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
公式サイト:http://www.uraaka.jp/
公式SNS:https://twitter.com/uraaka_movie
公式SNS(裏アカウント):※閲覧するには表アカウントをフォローする必要があります。
©2020映画『裏アカ』製作委員会