名もなきジャーナリストが“ソ連の偽りの繁栄”を暴く「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」8・14公開

映画
2020年06月04日

 秘密主義の独裁国家に潜入したイギリス人ジャーナリストの闘いを描いた「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」が、8月14日(金)に公開。

 ジャーナリストのガレス・ジョーンズを演じたのは、NHKでも放映されたBBC制作ドラマ『戦争と平和』で主演を務めたジェームズ・ノートン。世界恐慌の中、好景気のソ連の資金源を疑いモスクワに乗り込むが、不可解な事件に巻き込まれる。

 ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者・エイダを「ミッション:インポッシブル」や「ワイルド・スピード」に出演したヴァネッサ・カービー。ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞を受賞したウォルター・デュランティにはピーター・サースガードが演じる。

 公開決定に伴って解禁された日本版予告編では、主人公が命の危険を顧みず真実を追い求める緊迫した雰囲気を感じることができる。サスペンスフルな語り口や陰影豊かなビジュアルなど、戦慄の実話をよりリアルに感じさせる映像となっている。

「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
2020年8月14日(金)公開
監督:アグニェシュカ・ホランド
脚本:アンドレア・チャルーパ
出演:ジェームズ・ノートン、 ヴァネッサ・カービー、ピーター・サースガード
配給:ハピネット 
配給協力:ギグリーボックス

©FILM PRODUKCJA – PARKHURST – KINOROB – JONES BOY FILM – KRAKOW FESTIVAL OFFICE – STUDIO PRODUKCYJNE ORKA – KINO ŚWIAT – SILESIA FILM INSTITUTE IN KATOWICE

<STORY>
 1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった。

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