7月17日(金)に公開予定のマ・ドンソク主演映画「悪人伝」より、予告映像と場面写真が解禁された。
本作は昨年のカンヌ映画祭で上映された後、本国で劇場公開されると興行収入ランキング初登場1位を記録。最終的には観客動員数300万人を超え、近年の韓国映画界にあってヴァイオレンス・アクション映画としては異例のヒットを遂げた。さらに、シルヴェスター・スタローンによるハリウッドリメイクも決定している。
主演を務めるのは「新感染 ファイナル・エクスプレス」で一躍トップスターに上り詰めた韓国を代表する怪優マ・ドンソク。隆々たる体躯からにじみ出る説得力のある演技と破壊力抜群のアクションで観客を魅了し、マーベル・シネマティック・ユニバース「エターナルズ(原題)」で世界進出も決定している。
予告編では「俺を怒らせたら報いを受ける。誰であろうと責任を取らせる」と言い放つ、凶暴なヤクザの組長役を演じるチャン・ドンスが、ある夜何者かにめった刺しにされてしまう。何とか一命を取り留めたチャン・ドンス組長だったが、メンツは丸つぶれ。
手下を使って犯人探しに動き出す中、ある日の病床に“暴力刑事”として名高いチョン刑事(キム・ムヨル)が訪れて、「お前を襲った男は無差別殺人犯だ」と明かされる。お互いの利害が一致した悪名高い2人により、異色の合同捜査チームが結成。公道カーチェイス、街・アジトで喧嘩アクション、宴席を囲んだ相手に張り手3連発など、どんな手を尽くしてでも犯人を捕まえようとする、ヴァイオレンス捜査劇が予告編で紐解かれていく。
今回解禁された場面写真では、凶悪組長チャン・ドンスの存在感を示すシーンが切り取られており、入れ墨姿のカットは圧巻。また“暴力刑事”・チョン刑事の姿や、狡猾な殺人鬼(キム・ソンギュ)の写真からは、悪人たちの重重しい雰囲気を感じ取れる。
主演を務めたマ・ドンソクは、一番印象に残っているシーンについて、「カーチェイスのシーンですね。公道でのカーチェイスを撮影するのはとても大変でしたし、スタントチームも撮影チームも特に苦労した現場だったと思います。でもその甲斐あって出来上がりは素晴らしいものでした」と語った。迫力満点な“公道カーチェイス”の模様は、今回の予告編でも垣間見ることができる。
<動画>
ヤクザ&暴力刑事vs凶悪殺人犯!「悪人伝」予告映像
<作品情報>
「悪人伝」
2020年7月17日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開予定
キャスト:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュ
監督・脚本:イ・ウォンテ
配給:クロックワークス
<WEB>
公式サイト:http://klockworx-asia.com/akuninden/
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