行定勲監督が完全リモートで製作したショートムービー「きょうのできごと a day in the home」「いまだったら言える気がする」にインタビュー映像を追加したHulu特別編が6月6日（土）から配信される。
本作は、行定監督が映像制作プロダクション「ROBOT」と手を組み、外出自粛応援のため製作した完全リモート映画。新型コロナ感染拡大を防ぐため、世の人々に「お家にいようよ」と呼びかけるべく、ボランティア出演に名乗りを上げたキャスト陣と共に完全リモートでショートムービーを製作し、YouTubeで公開した。
これまでに公開されたショートムービーは2作品。4月24日公開の第1弾「きょうのできごと a day in the home」には、柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ（MOROHA）、浅香航大、有村架純が出演し、Zoomでオンライン同窓会をする若者たちの姿が描かれた。
5月17日公開の第2弾「いまだったら言える気がする」には、中井貴一と二階堂ふみ、BiSHのアイナ・ジ・エンドが出演し、小説家（中井）とその恋人である女優（二階堂）の会話を軸に、自粛生活下での大人のラブストーリーを紡ぎ出した。
Hulu特別編では、本編終了後に行定監督×柄本佑×高良健吾のインタビュー映像を収録。3人はZoomを使用した完全リモート撮影を通して初めて体験した面白さや難しさなど、ざっくばらんなトークを展開する。
作品の公開後、多くのインタビューを受けたという行定監督は「いろんな人から『作品性として新しい』と言われたんだけど、僕の中では作品としては不完全なんです。でも、これも映画。この中だけの“特別な映画”なんだ、と」と率直な思いを吐露し、撮影で得た“気づき”と“今後の作品作りにまつわる予感”を語っている。
さらに、第3弾「映画館に行く日」の製作も決定し、完成次第Huluで限定配信される予定。詳細は後日発表される。
＜行定勲監督 コメント＞
5月25日に非常事態宣言が全国的に解除となりました。これからは、コロナウイルスとうまく向き合いながら経済的な復興に向けたステージに入っていくと思います。
今後は、本企画に賛同いただける事業者様との取り組みを通じて医療従事者の皆さま、ミニシアター系の映画館などへ寄付を通じた支援をさせていただきたく、その第一弾として配信プラットフォーム「Hulu」より6月6日（土）から2作品を配信することが決まりました。
Huluから受け取ります配信許諾料は、一部経費を控除した後、その全額をしかるべき機関を通じて寄付させていただきます。引き続きチーム一同、映画の力を通じてコロナウィルス感染防止に貢献していきたいと思っております。
「きょうのできごと a day in the home」（Hulu特別編）
2020年6月6日（土）からHuluで独占配信
＜出演＞
柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ（MOROHA）、浅香航大、有村架純
＜あらすじ＞
外出自粛期間中、高校の同窓生がリモートで飲み会を開いている。みんな好きな映画ついて語り出す。しだいに話題は忘れられない女（ひと）の話に、それぞれのエピソードを聞いていくうちに、みんなの頭に同じ女性が思い浮かぶ。
「いまだったら言える気がする」（Hulu特別編）
2020年6月6日（土）からHuluで独占配信
＜出演＞
中井貴一、二階堂ふみ、アイナ・ジ・エンド（BiSH）
＜あらすじ＞
リモートで会話をしている男女。バツイチの小説家と売り出し中の若い女優。どうやら二人は付き合っているらしい。女優はコロナの影響で出演する舞台が中止となり愚痴をこぼしている。小説家は慰めつつも、彼女に何かを伝えるきっかけを探っている。そんな時、見知らぬ若い女性が会話に割り込んできて…。
監督・脚本：行定勲
企画・脚本：伊藤ちひろ
プロデューサー：丸山靖博（ROBOT）、吉澤貴洋（セカンドサイト）
Hulu：https://www.hulu.jp/
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