「ワイルド・ローズ」ジェシー・バックリーが演技と歌で魅せる予告編解禁

映画
2020年06月05日

 英国の新鋭女優ジェシー・バックリーが自ら歌唱を担当し、賞レースで音楽賞を席巻した映画「ワイルド・ローズ」が、6月26日(金)より全国公開。それに先駆けて、同作品の予告編が解禁となった。

 今回公開された予告編では、シングルマザーのローズ(ジェシー・バックリー)が幼い子供たちと抱き合う、家族愛溢れるシーンから始まる。遠く離れたアメリカで歌手として成功する夢を諦められず音楽活動を続ける中で母親(ジュリー・ウォルターズ)と衝突し、子供たちからも「ママなんて嫌いだ!」と言われてしまう。不器用な故に夢と家族の間でもがき苦しみながらも、ステージに自分の居場所を求めて懸命に生きるローズの姿を垣間見ることができる映像だ。

 予告編の後半でローズが歌う「GLASGOW」はアカデミー賞主題歌賞のショートリストに残り、放送映画批評家協会賞でも歌曲賞を受賞。英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式の会場でも歌い上げ、イギリスを代表するアーティストのアデルからも、その歌声に喝采が贈られたという。

 ジェシーの歌声を聴いたトム・ハーパー監督は、「ジェシーの歌を聴いて、すぐに皆『まさにこれがローズの歌だ』と言いました。その歌は映画の本質を捉えていました。ローズができる限り人生を進み、最後には本当の自分のルーツから逃げられない、と悟るこの映画の場面そのものの瞬間でした。映画の物語を歌の中に見事に表現していました」と振り返り称賛。その素晴らしい歌声の片鱗を、今回の予告編からも感じることができる。

<動画>
■映画「ワイルド・ローズ」6月26日(金)公開/本予告

<作品情報>
「ワイルド・ローズ」
2020年6月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

監督:トム・ハーパー
脚本:ニコール・テイラー
出演:ジェシー・バックリー 、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ
配給:ショウゲート

<あらすじ>
カリスマ的な歌声を持つシングルマザーのローズは、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌手としての成功を夢みていた。だが、不器用にしか生きられない彼女は、夢を追い求めるあまり、愛する母親や幼いふたりの子どもたちを傷つけてしまう。
夢か家族か、若さと才能を兼ね備え、遂に掴んだチャンスを前に、葛藤する彼女がたどり着いた答えとは。描き下ろした初のオリジナルソング。ラスト5分、魂のステージが今、幕開が上がる。

<WEB>
公式サイト:wildrose-cinema.com

© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018

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