ジェシー・バックリーが主演を務める映画「ワイルド・ローズ」が、6月26日(金)より全国公開する。この度、本作の冒頭映像が初解禁となった。
本作は、実在の人物をモデルに歌手としての成功を目指し、夢と家族のはざまでもがくシングルマザー・ローズの姿を描いた物語。主人公のローズを演じたジェシー・バックリーは劇中に流れるすべての楽曲を自ら歌い、圧巻の歌声を披露している。
今回公開された冒頭映像は、不器用にしか生きられず軽犯罪で刑務所に収監されていたローズが出所の日を迎えるところから始まる。彼女は部屋の壁にカントリー・ミュージックの聖地であるナッシュビルの地図を貼り、音楽を聴きながらこの日を待ちわびていたのだった。
「これでカントリーを聞かずに済む」と言う看守や「あんたが次のドリー・パートンだ!」とカントリー・ミュージックの第一人者の名を挙げ激励を送る刑務所仲間たちに別れを告げ、ヘッドホンをしてバスに乗り込み、家族の暮らすグラスゴーを目指すローズ。入所中も片時も音楽のことを忘れず、ナッシュビルに憧れを抱いていたローズが、これからどのような音楽を紡ぐのか期待が高まる映像となっている。
劇中で流れるのは、グラスゴー出身のバンドであるプライマル・スクリームの「Country Girl」。元々はロックテイストの楽曲が軽快なカントリー・ミュージックとして見事に昇華され、ジェシー・バックリーによって歌い上げられる。「盗みをしたし罪も犯した この魂は汚れてる それでも生きていかなきゃ」という歌詞が、刑務所を出所し再出発を図るローズの気持ちとリンクし、より物語に臨場感を与えているようだ。
プロデューサーのフェイ・ワードは「映画はバックリーの『Country Girl』から始まります。グラスゴーのバンドで、私達をローズの世界へ正しく誘います。とてもローズらしい生々しさがあります」と映画の始まりにピッタリなこの楽曲に太鼓判を押す。
本年度の賞レースで音楽賞を席巻した主題歌の「GLASGOW」以外にも、ローズの力強く美しい楽曲が散りばめられた本作の魅力を垣間見せる冒頭映像となっている。
<動画>
「ワイルド・ローズ」冒頭映像
<作品情報>
「ワイルド・ローズ」
2020年6月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
配給:ショウゲート
<WEB>
公式サイト:https://cinerack.jp/wildrose/
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