大倉忠義と成田凌が初共演を果たした映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の新たな公開日が、9月11日(金)に決定。監督を務めた行定勲から、コメントが到着した。
人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写で多くの女性から支持を得た水城せとなのマンガ「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。本作ではその2作品を原作に、学生時代から受け身の恋愛を繰り返してきた主人公・大伴恭一と、彼に一途なアプローチを繰り返す今ヶ瀬渉の関係を描いている。
主人公の恭一を演じるのは、映画では「100回泣くこと」に続き単独主演を務める大倉忠義。そして恭一への想いを募らせ葛藤する姿に、誰もが共感せずにはいられない渉を「愛がなんだ」「カツベン!」など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が演じる。
メガホンを取ったのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取った「ナラタージュ」や「リバーズ・エッジ」に続き、本作では揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描く。
本作は当初6月5日(金)の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期が決定した。しかし、この度新たな公開日が決定したことを受け、行定勲監督から喜びの声が到着。行定監督は「やっと公開が決まりました!嬉しい限りです。どんな時代でもどんな状況下でもラブストーリーは人の感情を動かす力があるものだと思っています」と述べている。コメント全文は、以下を参照。
<行定勲監督 コメント>
5月に延期が決定してから、本作を待ち遠しく思ってくださる方々の声をたくさんいただきました。やっと公開が決まりました!
嬉しい限りです。どんな時代でもどんな状況下でもラブストーリーは人の感情を動かす力があるものだと思っています。
私は、この作品を通じて今までに感じたことのない恋情を知ることができました。
スタッフ、キャスト一同、皆様の感想を早く聞きたくて今から興奮しています。何卒、よろしくお願いいたします。
<動画>
9月11日(金)公開/映画『窮鼠はチーズの夢を見る』90秒予告
<作品情報>
「窮鼠はチーズの夢を見る」
2020年9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー
出演:大倉忠義 成田凌
原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏 音楽:半野喜弘
配給:ファントム・フィルム
<WEB>
公式サイト:https://www.phantom-film.com/kyuso/
Twitter:https://twitter.com/kyuso_movie
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会